2019.08.23 通販会社
アスクル、「フェーズフリー」認証商品を販売開始
アスクル(株)は21日、新しい防災の考え方「フェーズフリー」に賛同し、EC事業者では初めてフェーズフリーアクションパートナーとなったと発表した。ビジネスの現場と働く人のためのインフラとして、事業継続をサポートするために認証商品の取り扱いを開始する。持続可能な社会のためにできることとして、社会的課題の解決につながる商品やサービスの開発を通じ、危機・災害時に対しても取り組んでいくという。

日常時も非常時も役立つ「フェーズフリー商品」を拡充
フェーズフリーとは、一般社団法人フェーズフリー協会が提唱する防災の考え方で、日常時(いつも)や非常時(もしも)などのフェーズ(社会の状態)に関わらず、適切な生活の質を確保しようとする概念。災害大国である日本での「防災にコストや手間をかけられない」という声に対して、身の周りにあるモノやサービスが、普段はもちろん、いざという時にも役立ち身を守ることができるという新たな考え方だ。
アスクルが2018年に行った利用事業所への「防災備蓄に関するアンケート」では、備蓄をしていないと答えた企業は全体の約6割に上った。防災意識の高まりの一方、中小事業所を中心に、いつ起こるかわからない災害への備えに対するコスト面などの課題が顕在化。命を守るための備えに課題を抱える仕事場が多い現実が見え、同時に災害時の会社やそこで働く人々を守りたいというニーズが高いことも浮き彫りになっていた。

フェーズフリー認証商品6種を販売
同社は8月発刊のカタログで、フェーズフリー認証商品6種の販売を始める。新たに取り扱う商品は非常用として備蓄する防災用品ではなく、常用品として快適に使用しながら、非常時にも機能が光る商品だ。従来の備えといえば、普段は備蓄しておき、非常時に取り出して使用するため、いざという時に使いこなせないことも。こうした困り事に応えるため、今後もメーカーとともにフェーズにとらわれずに活用可能な役立つ商品を開発していく方針という。

フェーズフリー認証商品6アイテムは次のとおり。
・炊き出し時の計量や哺乳瓶代わりになる目盛り付きのデザイン「紙コップ」
・凹凸のある場所や濡れた場所でも使用可能。伝言メモに使える「ポストイット」
・横向きでも濡れた紙でも使える「加圧式油性ボールペン」
・水に混ぜるだけ。手軽な希釈タイプの「スポーツドリンク」
・画鋲やテープは不要の「静電気貼り付け式ホワイトボードシート」
・蓄光材が消灯後に発光する「蓄光LED電球」
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