2019.06.28 通販会社
オイシックス・ラ・大地、ヤマトと協業へ…8億円の資金調達も
オイシックス・ラ・大地(株)は26日、ヤマト運輸(株)と協業の検討に関する基本合意書を締結したと発表。さらに、ヤマトホールディングス(株)および(株)農林漁業成長産業化支援機構を引受先とする第三者割当について決議したことも明らかにした。
食品流通ネットワーク構築などへ設備投資
今回の主な基本合意内容は、現在ヤマト運輸と取り組んでいる「ベジネコプロジェクト」の推進、および食品流通サプライチェーン全体での社会課題の解決に向けた検討・相互協力など。
新株式の発行により調達する資金の額は約8億円で、時期は19年7月~22年3月を予定。競争力強化を目的とした、食品流通サプライチェーンのネットワーク構築への設備投資に使用するとしている。
「ベジネコプロジェクト」で食品の配送を効率化
オイシックス・ラ・大地は、「オイシックス」と「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」の経営統合により、国内の食品宅配市場での独自性・競争優位性を確立。19年3月期の業績予測は売上高640億円、営業利益23億円となる見込みで、前期と比較して大幅な伸びとなる。
ヤマトHDは、日本全国約7000の宅急便センター、約6万人のセールスドライバーからなる宅急便ネットワークや情報・物流・決済などの機能を保有。ヤマトHD傘下のヤマト運輸は、同社の物流の大部分を委託する取引先で、生産者の受発注業務から取引先への配達をワンストップで効率化するオープンプラットフォームの構築に向けた「ベジネコプロジェクト」を、共同の取り組みとして行っている。
小規模生産者を支援するクラフトマーケット開設
もう一方の割当先であるA-FIVEは、日本の農林水産業の強化・成長に向け、事業者への出資・経営支援を実施。今後、共同で日本の食産業発展のための取り組みを実施する。具体的には、27日に当社の販売サイト内に「クラフトマーケット」コーナーを開設。独自の技術や製法を持つ国内外のスタートアップ企業・小規模の生産者・メーカーの食材を販売する。
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