2019.06.06 ECモール
楽天ペイとSuicaが連携、QRコード決済が進化へ
楽天ペイメント(株)と東日本旅客鉄道(株)は5日、キャッスレス決済事業で連携し、2020年春からスマートフォン決済アプリ「楽天ペイ」内で、JR東日本の交通系ICカード「Suica」が利用できるようになると発表した。

(左)JR東日本の野口忍常務、(右)楽天ペイメントの中村晃一社長
「楽天ペイ」+「Suica」が移動時のキャッシュ化をカバー
国内トップの共通ポイント「楽天スーパーポイント」が利用できる決済サービス「楽天ペイ」と、国内で最も利用されている交通系ICカード「Suica」が連携することで、キャッスレス決済の利便性が飛躍的に向上することになりそうだ。
今回の連携で、楽天ペイで発行した「Suica」によって、全国の鉄道5000駅、バス5万台、交通系電子マネーが利用できる約60万店舗で、楽天ペイでの支払いが可能となった。また、「楽天ペイ」アプリに登録する「楽天カード」から「Suica」にチャージすれば、楽天スーパーポイントを貯めることもできる。今回の対象端末は「おサイフケータイ」に対応したAndroid端末。
モバイルSuicaは現在、「Aplle Pay」「Google Pay」といったデバイスプラットフォームと連携しているが、QRコード・バーコード決済サービスとの連携は初となる。

「楽天ペイ」+「Suica」で日本のキャッシュレス化を牽引
JR東日本の常務取締役でIT・Suica事業本部長の野口忍氏は同日に行われた会見で「Suicaはリアルの場で利用されているが、楽天はインターネットのプラットフォームであり、Suicaの弱い部分を補うベストパートナー。チャージやサービスの面でカードよりもアプリの方が便利で、(楽天ペイユーザーの)利用が増えることに期待する。両社の連携で日本のキャッシュレス基盤をさらに強化していきたい」と抱負を語った。
楽天ペイメントの中村晃一社長は「フィンテックをリードする企業として、日本のキャッシュレス化を力強く牽引していきたい。小さなパイを取り合うのではなく、本質的な市場拡大を考え、オープン戦略を行う。今回の協業はその目玉となる。(決済サービスとして)他社と連携するのは今回が初。通勤・通学などの移動手段は日々の生活の柱であり、この分野でJR東日本と協業することで、より多くの人により豊かな毎日を作り出す多機能アプリが実現した」と話した。
(山本 剛資)
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