2019.05.23 通販会社
スクロール19年3月期、増収増益で黒字転換…コスト管理を徹底
(株)スクロールがこのほど発表した19年3月期連結決算(18年4月~19年3月)は、売上高が前期比14.4%増の711億5300万円、営業利益が30.2%増の16億9700万円、純利益が6億3100万円(前期は10億3500万円の損失)と、黒字に転換した。

同社では、収益力のある「Direct MarketingConglomerate(DMC)複合通販企業」の実現に向け、グループ収益基盤の強化を方針に掲げ、通販事業の安定的な収益基盤の確立、およびグループ各事業における事業環境に合わせた販促投資とコスト管理の徹底に取り組んだ。
eコマース事業の売上高は37%増、セグメント利益は124%増
通販事業の業績は、売上高が前年同期比0.6%増の341億3700万円、セグメント利益は同20.6%増の19億3100万円を計上。求めやすい価格帯の商品や多サイズで展開するアパレル商材の品揃えを増やすとともに、商品企画力の向上に取り組んだ。
eコマース事業の売上高は、同37%増の185億9300万円、セグメント利益は同124.8%増の1億8300万円。SNSなどによる積極的な情報発信と外部モールのイベント活用などにより、集客力向上に注力。アウトドア・フィッシング用品のECサイト「ナチュラム」を中心に他社との差別化を図った。
全国一律料金のコンビニ受取サービス「コトリ」開始
ソリューション事業では、売上高が同38.4%増の129億700万円、セグメント利益は同15.7%増の5億5500万円となった。日本初の全国一律の配送料金のコンビニ受取サービス「コトリ」の販売を通信販売事業者向けに開始したほか、ドロップシッピングサービスやアフィリエイトサービスを行う(株)もしもの株式を取得している。さらに、物流センター新設プロジェクト(茨城県つくばみらい市)の開始や関西物流拠点の拡充など、物流ネットワークの構築に向けた拠点の強化を推進した。
その他、健粧品事業の売上高は同7.7%減の45億8100万円、セグメント損失は6億3100万円(前年同期はセグメント損失7億9200万円)、海外事業の売上高は2200万円、セグメント損失は4億8000万円、グループ管轄事業の売上高は同0.8%減の700万円、セグメント利益は同28.4%減の5900万円をそれぞれ計上した。
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