2019.04.25 行政情報
九電が宅配ボックスの実証実験、モニター100世帯を募集
九州電力(株)は24日、(株)マッシュルームとの協業で実施している、「再配達問題」の解決を目指した実証実験(福岡市実証実験フルサポート事業)で、宅配ボックスなどの開発・製造が完了したことを受け、実証実験の無料モニターの募集を開始した。

宅配ボックスの設置イメージ
宅配ボックスで宅配事業者と受取主のストレスを低減
同実験は、福岡市および福岡地域戦略推進協議会の協力のもと実施。宅配ボックスの認証・解錠、配達先の指定などを行う「VIA」を搭載したスマートフォン制御型宅配ボックスにより、荷物の授受に係る宅配事業者と受取主の双方のストレスを低減する。
モニターの募集期間は19年4月24日~5月6日まで。募集エリアは福岡市内の100世帯程度。対象は戸建住宅・集合住宅の住人または集合住宅の管理者で、集合住宅の場合は設置許諾が可能な場合のみ。モニター期間は19年5月下旬~19年7月。
モニターは、玄関前などに約50cm四方の宅配ボックスを設置した上で、スマートフォンに専用アプリ(解錠用)をインストールする。実験では、対象事業者(佐川急便(株)九州支店)からの配達物を宅配ボックスで受領。効果検証のため、呼び鈴を押さずに直接宅配ボックスへ配達する。モニター実施期間終了後は、アンケートへの回答を行う。実験で利用した宅配ボックスは、実験終了後に撤去する。
スタートアップを支援する「福岡市実証実験フルサポート事業」
「福岡市実証実験フルサポート事業」は、今後の飛躍的な成長が期待されるスタートアップなどを支援することにより、市内企業の活性化や福岡発の新サービス・製品の創出を目指すもの。募集対象は全国の事業者で、AIやIoTなどの先端技術を活用し、社会的課題の解決や市民生活の質の向上などに繋がる実証実験プロジェクトの実施を要件としている。
昨年の採択プロジェクトとしては、九州電力らによる「スマートフォン制御型宅配ボックスによる再配達問題の解決」のほか、(株)ナスタによる「宅配ストレス解消のための荷物の受け取り方改革~宅配ボックスの普及が担う生活の質の向上~」が選ばれている。
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