2019.04.03 調査・統計
18年トクホ市場規模は6432億円、通販チャネルが29%増
(公財)日本健康・栄養食品協会が1日発表した「特定保健用食品の市場および表示許可の状況」によると、18年度の特定保健用食品の市場規模は前年比2.8%減の6432億円となった。販路別では「通信販売」が同29.7%増と、大幅に増加した。
特定保健用食品の市場規模の推移
同調査は、特定保健用食品の表示許可を取得した企業155社に対して、アンケート方式で18年度の品目別販売見込額および販売経路別市場構成について調査したもの。調査対象は1056品目。回答品目は1055品目。調査期間は18年12月。
「コレステロール」が大幅に増加、「整腸」は13年来の水準に
保健の用途別市場構成の推移
これによると、18年度の特定保健用食品の市場規模は6432億円で、前年の6586億円と比べて154億円縮小した。保健の用途別の構成比は「整腸」が59%と最も大きく、「中性脂肪・体脂肪」が23.6%、「コレステロール」が5.1%を占めている。
このうち「整腸」は、17年度との比較で8.5%増となり13年来の水準。「整腸」の中心となる「乳酸菌関連品目」は同8.8%増、「オリゴ糖関連品目」は同3.3%増。「食物繊維関連品目」は同7.6%増加で、調査開始以来の規模となっている。メタボリックシンドロームの診断基準に関連する「コレステロール」は、同10.4%増と大幅に増加し、調査開始以来の規模となった。
「通信販売」は大幅拡大、「コンビニ」は同13.2%減
販売経路別の市場構成は、「スーパー」「コンビニ」が全体の約5.5~6割を占めている。18年度は「スーパー」が同0.8%増、「コンビニ」は同13.2%減、「戸配」は同9.5%増、「ドラッグ・薬局」同2.9%増。「通信販売」は、09年度以降大幅に増加し続け、18年度は同29.7%増、構成比は5.8%となった。
販売経路別市場構成の推移(※一部抜粋)
トクホ申請は15品目減、表示許可は38品目
18年12月末現在の表示許可・承認の品目総数は1063。18年1月から12月の1年間に表示許可を受けた特定保健用食品は38品目だった。用途別では、「骨・ミネラル」「歯関連」「肌」がそれぞれ1品目増、「中性脂肪・体脂肪」は10品目減。申請区分の内訳では「特定保健用食品」が22品目減少し、「再許可等」は9品目増となった。申請区分全体では15品目減となっている。
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