2019.04.02 ECモール
資生堂がアリババと提携、中国向けの新商品・サービスを提供へ
アリババグループと資生堂グループの中国子会社の資生堂(中国)投資有限公司は3月31日、両社間で戦略業務提携した。資生堂はアリババグループの「天猫新商品開発センター」と連携し、中国市場向けの新商品開発や、中国の消費者のニーズに適したサービスを提供する。
日系企業で初、杭州市に「資生堂×アリババ戦略連携オフィス」
アリババでは、中国浙江省・杭州市のアリババグループ本社近隣に「資生堂×アリババ戦略連携オフィス」を新設。オフィスには、資生堂の専任チームが常駐し、商品開発、EC、ブランドマーケティング、CRMなどの分野で連携を行う。なお、この取り組みは、世界の化粧品業界および日系企業では初めての試みとなる。
これにより資生堂は、新商品開発から販売開始までの期間を数カ月間短縮することが可能に。スタンダードな商品開発プロセスを確立し、生産ラインの改善やマーケティング戦略の構築に役立てる。
「天猫新商品開発センター」は、消費者インサイトに基づいた商品開発、AR技術を活用したメイクシミュレーションサービス、AI技術の活用など通じて、企業の新たな販売戦略の策定や販売チャネルの開拓を支援する拠点となっている。これまでに80以上の企業・団体と協力し、商品開発を行っている。
共同開発第1弾はシャンプー&トリートメント、天猫で独占販売
共同開発の第1弾として19年9月、ヘア・ボディケアブランド「アクエア(AQUAIR)」から、『Mild and Refreshing Scalp Shampoo』(シャンプー)、『Essence Oil for Split Ends』(トリートメント)を、天猫で独占販売する予定。さらに19年内に資生堂のベビー用スキンケアブランドを販売開始する。
天猫FMCG(日用消費財)責任者の胡氏は「今回の戦略業務提携の締結と『資生堂×アリババ戦略連携オフィス』の設立は、両社にとって大きな節目となるだろう。これからも協力関係を深め、中国の消費者に喜ばれる商品・サービスを提供していきたい」とコメントしている。
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