2019.02.18 通販会社
三陽商会、3期連続赤字に…外部EC販路は売上高30%増に
(株)三陽商会が14日発表した2018年12月期連結決算は、売上高が前期比5.5%減の590億900万円、営業損失が21億7600万円(前年同期は19億700万円の赤字)、純損失が8億1900万円(同10億2500万円の赤字)で、3年連続で赤字となった。
一部ブランドの撤退により16億円の売り上げが減少
18年通期は、撤退ブランドの影響で16億円の売り上げが減少。成長チャネルのECでも展開ブランド数が減少し、売上拡大のスピードが鈍化した。
EC全体は6%増、粗利益は横ばいに
一方、下期では成長のためのマーケティングや店舗投資を再開したほか、デジタル戦略全般の見直し、自社ECの強化と外部ECのタッチポイント拡大などに努めた。これにより、自社・外部合わせたEC売上高は同6%増の53億1700万円となった。
外部EC販路での売上が同30%増の14億8000万円となり、EC成長に寄与した。自社EC比率は70%程度を維持。EC・通販の粗利益額は同0.2%減の26億2700万円、粗利益率は49.4%となった。
販管費は、広告宣伝費や新規出店に伴う設備費が増え、前年と比べて2.3億円程度増加。売上減の影響を吸収できず2%悪化している。さらに希望退職実施に伴う特別損失により赤字幅が膨らんだ。
今後、EC領域では撮影品質の向上や越境ECへのトライアルを実施する予定。オペレーション改善やブランドECサイトの立ち上げなどにより、ECチャネルの再成長を図る。また、20代後半~30代前半女性をターゲットに据えた新ブランドを2019秋冬に展開する予定としている。
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