2019.01.16 通販支援
ワークスアプリ、株式売却報道に「現段階でコメントできない」
(株)ワークスアプリケーションズは16日、筆頭株主が同社の全株式を売却する方針であると報じた日経ビジネスの記事(16日9時39分配信)について、「筆頭株主に係わる事項であり、当社としてはコメントする立場にございません」と、ホームページでコメントした。筆頭株主は日本とシンガポールで投資ファンドを運営するACAグループのファンドで、ACAグループも「現段階でコメントできることはない」と話し、今回の報道について否定も肯定もしなかった。
※ワークスアプリケーションズのホームページ
ワークスアプリ「人員削減は決定していない」
日経ビジネスの記事には、今期の最終損益の見通しが18億円の赤字になることや、ワークスアプリが今後3年間で人員を3割削減する方針であることが記載されていたが、この点についてワークスアプリは「報道で言及された業績見通しや人員計画は当社が公表したものではなく、具体的な決定事実もございません」とコメントしている。
ワークスアプリは、AIやビッグデータを組み込んだ人工知能型統合基幹業務システム(ERP)の『HUE』を開発。日本初のERPパッケージベンダーとして、EC・通販の統合管理システム『COMPANY』を提供していた。また、「2017年版日本における『働きがいのある会社』ランキング」(GPTWジャパン)で、従業員数1000人以上規模の部門で1位になり、平均報酬の高さが注目されていた。
直近の決算で180億円の純損失
しかし、ワークスアプリの直近の決算(18年6月期)は、売上高が398億3200万円、営業損失98億9600万円、純損失179億5700万円を計上するなど、業績が落ち込んでいた。ACAグループは17年11月、ワークスアプリの総額50億円の第三者割当増資に応じ、それまでの筆頭株主であったポラリス・キャピタル・グループ(株)が運営するファンドなどから全株式を譲受し、筆頭株主になった。ACAグループは、新たな経営体制で事業構造改革に取り組むことで、ワークスアプリの増益を見込んでいた。
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