2018.11.09 ECモール
メルカリ、エコシステム構築へ…EC・ファイナンス事業を開始か
(株)メルカリは8日発表した2019年6月期第1四半期連結決算(7~9月)で、決済サービス「メルペイ」を中心にIDとポイントでさまざまなサービスが利用ができる「メルカリエコシステム」を構築することを明らかにした。
海外事業・新規事業への投資で赤字に
同社の第1四半期連結決算は、売上高が105億5200万円、25億1300万円の営業損失、28億8700万円の純損失となった。前年は未上場で財務諸表を作成していないため、前年との増減率は公表されていない。CtoCマーケットプレイス「メルカリ」のテレビCMやオンライン広告などの販促や、海外事業や新規事業への投資の影響で、28億円の純損失を計上した。
「メルカリ」の国内流通総額は、同累計期間で990億円となり、前年同期比から288億円増加した。国内の累計出品数は、10億円を突破した。
米国では、経営層の強化、機能開発、配送機能の向上など、「Mercari」の拡大に向けた取り組みに注力し、同期累計期間の総流通額は前年同期比で35億円増加となる80億円(為替レートは各月の平均)となった。
連結業績予想については、海外事業や新規事業は投資フェーズで、短期的な損失額が拡大する可能性があることから、公表を控えた。
「メルカリエコシステム」構築の構想を発表
成長戦略として、国内でメルカリ事業を継続的に拡大させること、メルカリの海外事業の成長、中長期でのメルカリエコシステムの構築を挙げた。
「メルカリエコシステム」の構築とは、メルカリIDに紐付くウォレット情報などを、メルカリ関連サービスなどのオンラインと、出資先・提携先の交通、小売店舗、飲食などで利用可能にするもの。また、将来的に提供される可能性があるサービスとして、「フードデリバリー」「EC」「ファイナンス」「プラットフォーム」などを挙げている。
メルカリエコシステムは、ペイメントプラットフォーム「merpay(メルペイ)」を中心に構築される。現金の入金は、メルカリの売上金のほか、銀行・コンビニなどからチャージする。ポイントや決済、評価情報はメルペイで管理し、メルカリでの商品購入、シェアリングサービスの利用、加盟店の店舗の利用時には、メルペイを利用して決済。銀行での出金も想定している。
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