2018.09.20 調査・統計
アプリ経由の出前注文、シニアで2.5倍に…出前総研調査
夢の街創造委員会(株)の調査機関「出前総研」が14日発表した出前利用の実態調査によると、60歳以上の会員によるアプリ経由の出前注文数が前年比で2.5倍となったことが分かった。
同調査は、同社が運営する「出前館」の20歳以上の会員の出前利用状況についてまとめたもので、調査期間は13年1月~18年8月。
シニア層、17年にはアプリ経由がスマホブラウザを超える
60歳以上の「出前館」会員の13年~17年のデバイス別の出前注文数を調査したところ、「出前館」全体のPC経由の出前注文数が約20%であるのに対し、60歳以上のシニア層では約50%と、PC経由での注文が多かった。その一方で、16年から徐々にアプリ経由での出前注文が伸びていることも判明。17年にはアプリ経由での出前注文数が全体の24.7%を占め、スマホブラウザ経由(19.9%)を抜いている。
出前注文数、アプリ経由の成長率152%…簡単な操作性が受ける
また、出前注文数の成長率についても、17年では前年度比13%増、さらにアプリ経由の成長率は2.5倍(152.2%増)となっていることから、同社ではアプリ注文による簡単な注文操作が出前注文数を押し上げる一因となったのではないかと分析している。
一方、20代・30代では、16年から17年でアプリ経由の出前注文数が10ポイント以上伸びているものの、全体としてはスマホブラウザ経由の注文がアプリ経由の注文を上回っている。ただし、20代のスマホブラウザ経由の注文割合は、16年が60.8%だったのに対し、17年には43.6%と20ポイント近く下がっていることから、18年にはシニアと同様にアプリ経由がスマホブラウザ経由を上回ると予想している。
メニューに関する調査では、第1位「ピザ」(19.1%)、第2位「レストラン」(17.2%)、第3位「中華」(13.8%)の順で注文数が多いことが判明。1店舗当たりの出前注文が多かった店舗では、上位5位までのすべてが中華料理店だった。このうちシニア層で人気の高かった中華メニューは、「刀削麵(錦秀飯店)」では「五目チャーハン」「黒酢酢豚」「自家製焼き餃子」、「中華料理・新京」では「エビチリ」「麻婆豆腐」などの定番の中華のおかず1品とごはんのセットがワンコインで食べられる弁当だった。
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