2018.07.12 調査・統計
消費者の半数、書籍購入はリアルとネットを併用…honto調査
DNPグループで、ハイブリッド型総合書店「honto」を運営する(株)トゥ・ディファクトが10日発表した「書籍の利用方法に関する調査」によると、約半数の人がネットとリアル書店の両方を使っていることが分かった。
約2割は、電子書籍・リアル店舗・ネット書店を併用
同調査は、全国の10代~60代の1200人(各性別、年代100人ずつ)を対象としたインターネット上で調査した。調査期間は2月1日~2月2日。
直近1年間のリアル書店/ネット通販/電子書籍の利用状況について尋ねたところ、「いずれか2チャネルを使った」と答えた人が31%だったほか、「いずれか1チャネルを使った」(28%)、「使っていない」(22%)、「すべて(3チャネル)使った」(19%)との回答が得られた。
内訳を見ると、2チャネルでは「店舗と通販(紙の本)」を併用する人が最も多く24%。「店舗と電子」が4%、「通販と電子」が3%となっている。1チャネルでは「店舗のみ」が16%、「通販のみ」が10%、「電子のみ」は3%にとどまった。
紙の本と電子書籍、読書をするシーンやジャンルで使い分け
男女別の傾向では、男性では31%、女性では23%が紙の本と電子書籍を併用しており、中でも併用する男性は10代と30代でそれぞれ約5割に達しており、女性では10代~20代が約4割と高かった。「未来屋書店」「honto」など、自社でリアル書店/ネット通販/電子書籍を運営している書店では、ユーザーの約8割が2チャネル以上を併用していることが分かった。
紙の本と電子書籍の使い分けの理由については、男女ともに約4割が、外出先で読む/家で読むなど、読むシーンで使い分けていることが明らかに。さらに男性では、「大事な本は紙の本、普段読むのは電子書籍」(19%)、「ジャンルによって使い分け」(15%)という回答が見られた。一方、女性は「大事な本は紙の本、普段読むのは電子書籍」は19%と男性と同数だったのに対し、「ジャンルによって使い分け」は8%と男性よりも低かった。これらの結果について同社では、「男性は利便性も重視し、女性は利便性よりも本自体への愛着が強いのではないか」と分析している。
自由回答では、「書籍(紙の本)を買おうかと悩んでいる漫画を電子書籍ストアで試し読みする」「好きな漫画は書籍で読みたい」などの回答が見られ、電子書籍を購入前のショールーミング機能として活用する人が一定数いることが分かった。
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