2018.03.13 調査・統計
18年機能志向食品市場は9317億円、アイケアがマイナスに
(株)富士経済が12日発表した機能志向食品に関する市場調査によると、18年の機能志向食品の市場予測(17年度との比較)は9317億円となる見込みで、このうちダイエット市場が1536億円、グリーンチャージ市場が957億円になると予測している。
生活習慣予防関連は前年比マイナス
同調査によると、17年は一部メーカーの特定保健用食品終売などの影響により、生活習慣病予防が前年比マイナスとなるほか、伸長を続けてきたアイケアもマイナスに転じる見込み。一方、ダイエットは大幅に増加し、燃焼・抑制系ダイエットなど、飲むだけの手軽なダイエットを訴求した商品が好調だった。また、グリーンチャージの続伸、マルチバランスの復調、コラーゲンの伸びが貢献し、機能志向食品市場は、前年比2.8%増の9131億円が見込まれた。18年はダイエットの続伸や、グリーンチャージ、骨・関節サポートの伸びにより、市場拡大が続くことが予想される。
ダイエットは、タンパク質補給や抑制系・燃焼系ダイエットの伸びにより市場が拡大。ダイエット市場は同8.8%増の1454億円を見込んでいる。18年も引き続き市場拡大が予想され、中でもスポーツ人口の増加や運動により、筋肉を付けながら健康的に体重を落とすプロテイン配合商品の続伸が予想される。
ミドリムシ配合系が好調、青汁販売会社のキャンペーンも貢献
グリーンチャージは、ミドリムシ配合のユーグレナグループの好調や、アサヒ緑健の“20周年感謝企画”による販促強化などが市場拡大に貢献し、同5.0%増の919億円となる見込み。成分別では青汁が高い構成比を占めている。また、18年にはミドリムシ配合が構成比の20%弱にまで高まると予想されている。
マルチバランスは、日本アムウェイが基幹アイテム「トリプルX」の全面リニューアルを実施したことなどから、同3.6%増の801億円となる見込み。成分別では複合・ビタミンC・アミノ酸・マルチビタミンなどの構成比が高くなっている。さらに18年も市場拡大が予想されている。
同調査は、同社調査員が17年9月から4回に分けて調査したものをまとめたもので、ヒアリングおよび関連文献調査、社内データベースを併用。対象は機能志向食品の参入企業・関連企業・団体など。調査期間は17年11月~18年1月。2回目の調査では、健康や美容に良いとされる成分を添加・強化した食品群のうち、錠剤形状・粉末形状の商品を主な対象とする健康食品とシリーズサプリメントに属する商品の市場を各訴求効能別、成分別種類別に調査・分析し、『H・Bフーズマーケティング便覧2018No.2 -機能志向食品編-』にまとめた。
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