2019.11.06 調査・統計
不在通知を装ったSMS経由のフィッシング詐欺、9月は1.75倍に
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)がこのほど明らかにした2019年9月度の「インターネット詐欺リポート」によると、不在通知を使ったSMS経由のフィッシング詐欺サイト数が増加していることが分かった。

不在通知を装ったSMS通知が詐欺の入口に
リポートは、日本のインターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威に対する注意喚起を目的として、BBソフトサービスの「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」で検知・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果を定期的に報告している。
それによると、主な手口は不在通知を装ったSMSからフィッシングサイトに誘導され、Android端末からアクセスした場合は、不正アプリをダウンロードするように案内、iOS端末からアクセスした場合はApple IDを詐取されるもの。8月には212件だったが、9月は371件と前月の1.75倍まで増加した。
詐欺ウォールで検知した同様のフィッシング詐欺サイト数も、9月は8月と比べて1.24倍に増加しており、多くの人がフィッシング詐欺サイトへ誘導されていることが分かるという。
SMSからのフィッシング詐欺の防止ポイントを公開
BBソフトサービスは、こうした「スミッシング詐欺」からの被害防止チェックポイントを3点あげている。
(1)情報元不明のアプリのインストールは許可しない
Androidの「設定」アプリ以下にある「セキュリティ」から、情報元不明のアプリのインストールは許可しないよう設定を変更する。
(2)メールやSMSで案内されたURLが正規URLかを確認
メールやSMSメッセージ上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークから正規サイトへアクセスするようにする。 また、詐欺ウォールで収集した不在届を装ったフィッシングサイトのURLのトップレベルドメインは「.top」「.co」などが多いため、見慣れないURLには注意が必要。
(3)SSL通信が提供されているかどうかをチェック
個人情報(メールアドレスやクレジットカード番号など)を入力するページのアドレスバーに鍵マークが表示されない場合には、注意が必要。
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