導入したきっかけは「おいしい水が飲みたい」

　まず、家庭用のウォーターサーバーの利用率については、「現在導入しているか」という質問に対し、１１．４％が「はい」、８８．６％が「いいえ」と回答。導入した時期は「２０１８年」（２０．２％）が最も多く、次いで「２０１７年」（１５％）、「２０１９年」（１３．１％）の順となった。

　ウォーターサーバーを導入したきっかけについては、第１位「おいしい水が飲みたい」（５４．７％）がトップに。次いで、第２位「水をスーパーなどに買いに行くのが面倒だった」（２８．５％）、第３位「水道水に不安があった」（２２．８％）の順となっている。

「使い捨てボトル」と「回収ボトル」ほぼ半々

　利用しているサービスの方式は、「レンタル」が８２．４％、「買取」は７．９％、ボトルの種類は「使い捨てボトル」が５３．６％、「回収ボトル」が４０．１％、タイプは「床置き型」が７６．４％、「卓上型」が１９．５％、水の種類は「天然水」が７７．２％、「ＲＯ水」は８．６％となっている。

　「天然水」は、特定の採水地で採水した水を、化学処理せずにろ過・沈殿・加熱殺菌のみで処理した水で、採水地によって含まれるミネラルの割合や口当たりが異なる。一方、「ＲＯ水」は原水をＲＯ膜と呼ばれる特殊なフィルターでろ過して作る水で、水の成分以外のものが含まれていないのが特長。妊婦や赤ちゃんの飲水として最近注目を集めている。

ウォーターサーバー「非常に満足」が３割

　ウォーターサーバーを実際に使ってみての感想では、利用者の３１．１％が「非常に満足」、５１．３％が「満足」と回答。利用者の８２．４％が満足しているという結果が出ている。

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