2019.07.31 ECモール
メルカリ、鹿島アントラーズ買収へ…スポーツ振興を支援
フリマアプリ大手の(株)メルカリは、日本製鉄(株)が保有するサッカーJ1の強豪・鹿島アントラーズを買収する。7月30日に両社が明らかにした。メルカリは(株)鹿島アントラーズ・エフ・シーの発行済株式72.5%のうち61.6%を譲り受ける。正式な株式譲渡は公正取引委員会の承認後となる。

メルカリのテクノロジーや経営ノウハウをクラブチームに活用
クラブのオフィシャルスポンサーとして、2017年度から鹿島アントラーズをサポートしてきたメルカリは、自社が持つテクノロジーと経営ノウハウを提供することで、一層の経営基盤強化につながると判断した。今後は鹿島アントラーズのホームタウン・茨城県鹿島市の鹿行地域と一体となり、地域を含む「三位一体」の体制でスポーツ事業の振興に貢献したい考えだ。
1991年に行政や地元企業と一緒に鹿島アントラーズを立ち上げた日本製鉄は、筆頭株主として約30年にわたって支援してきた。「株式譲渡後も引き続き、アントラーズの主要な株主として経営に関与し、サポートに努めていきたい」としている。
メルカリアプリにアントラーズ公式アカウントを開設
鹿島アントラーズはJ1でのリーグ優勝8回。日本屈指の強豪チームだ。1947年に当時の住友金属工業(株)のチームとして創部され、地域に根ざしたチームとして定着してきた。「世界に挑む強いクラブであり続けること」をクラブビジョンとして掲げている。
「草創期からの伝統を守りつつ、新たな時代を切り拓いていく」と鹿島アントラーズ側。クラブの持続的な成長と発展に向け、メルカリが有するさまざまな資産を活用しながら、「鹿島アントラーズの永遠のテーマである『Football Dream』を追求していきたい」と、新たな意気込みを示している。
JR鹿島サッカースタジアム駅から県立カシマサッカースタジアムまでの太陽光発電下の道路は、すでに「メルカリロード」と名付けられている。スポンサー契約の締結後は、フリマアプリ内に鹿島アントラーズの公式アカウントを設置した。経営権の取得を機に、メルカリは「一層のファン獲得のため、マーケティングや広告で活用したい」とコメントした。
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