アスクル、純利益90%減…LOHACOは92億円の赤字

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アスクル(株)が3日発表した2019年5月期の連結決算は、売上高が前期比7.5%増の3874億7000万円となった。営業利益は同7.8%増の45億2000万円、当期純利益は同90.7%減の4億3400万円となった。

eコマース事業、増収増益もロハコは92億円の赤字

 セグメント別の業績としては、「eコマース事業」の売上高は同7.9%増の3810億9300万円。差引売上総利益は同8.0%増の904億9900万円だった。配送運賃の高騰や物流拠点開設費用などにより、販管費が同6.8%増の854億7400万円に上ったが、労働生産性の改善と売り上げ増により営業利益は同32.3%増の50億2500万円となった。

 

 eコマース事業のうち、BtoB事業の売上高は同4.4%増の3158億1400万円、営業利益が同5.3%増の142億円だった。日用消耗品・紙類・飲料のほか、間接資材や、医療・介護施設向け商材が好調だった。

 

 「LOHACO」とペット用品ECの(株)チャームの売上高を合算したBtoC事業は、売上高が同28.7%増の652億7800万円、営業利益が92億円の赤字(前年同期も92億円の赤字)となった。BtoC事業のうち、LOHACO単体の売上高は同23.1%増の513億9500万円だった。単体の営業利益は92億円の赤字(前年同期は93億円の赤字)。

 

20年5月期は増収増益見込むも、LOHACOは64億円の赤字見通し

 20年5月期の見通しとしては、売上高が前期比4.3%増の4040億円、営業利益が同94.7%増の88億円、当期純利益が1143.1%増の54億円を見込んでいる。

 

 eコマース事業全体では、売上高が同4.3%増の3975億円、営業利益が同75.1%増の88億円と計画。BtoB通販領域については、売上高が同4.2%増の3291億円、営業利益が同6.6%増の151億円を見込んだ。

 

 BtoC領域については、自社配送エリアの拡大などにより売上高が同4.8%増の684億円を計画。営業利益は63億円の赤字を見込んでおり、LOHACO事業の赤字額は64億円と見通している。

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