タンパク質=筋肉の時代は終了?タンパク質で健康の新ブーム到来か

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キューサイ(株)が11日発表した「タンパク質」に関する調査によると、タンパク質を摂りたい理由で最も多かったのは「健康のために良さそうだから」で、「筋肉を鍛えたいから」と答えた人はその半数程度であることが分かった。筋肉づくりの時代は終わり、新たなブームの兆しがあると同調査では分析している。

 

 同調査は、首都圏に住む20代~50代の女性600人を対象としたインターネット調査によるもので、実施期間は19年3月12日~13日。

 

キューサイ資料「摂りたい栄養素」

 

タンパク質=美容と健康に欠かせない栄養素

 まず、普段の食事で意識して摂っている栄養素について聞いたところ、1位「ビタミン」(45%)、2位「食物繊維」(44.3%)、3位が「タンパク質」(41.2%)という結果に。美容や健康に対して情報感度の高い女性の回答も同順位で、「タンパク質」が51.7%で第3位となった。

 

 タンパク質を摂る理由については、第1位「健康のために良さそうだから」(67.2%)、第2位「生きていくために不可欠な栄養素だから」(47.7%)、第3位「美容のために良さそうだから」(39.7%)の順で多くの回答が得られた。近年、「筋肉体操」「筋肉貯金」「腹筋女子」などの筋肉ブームに伴い、タンパク質への需要が拡大しているが、同調査では「筋肉を鍛えたいから」と回答した人の割合は34.8%で、第6位に留まっている。この結果から、単に「筋肉づくり」としてではなく、美容と健康に欠かせない栄養素としてタンパク質の注目が高まっていることが分かる。

 

キューサイ資料「タンパク質を摂る理由」

 

約6割が「タンパク質を意識して摂るのは大変」

 一方、健康や美容のためにタンパク質を摂ろうとした場合に、「タンパク質を意識して摂取するのが大変」だと思っている人が約6割を占めていることも判明。大変だと感じる理由として、「量を摂ろうとすると、脂分など余計なカロリーが気になってしまう」(48.4%)、「いろんな種類を摂ろうとすると、ついつい食べ過ぎてしまう」(39.5%)、「何から摂ればいいのかわからない」(35.7%)との回答が得られた。

 

キューサイ資料「タンパク質摂取のお困りごと」

 

 具体的にどの食品からタンパク質を摂っているかについては、第1位は「肉・魚・卵・牛乳などの動物性タンパク質」(28.5%)、第2位「特に意識していない」(26.7%)、第3位「植物性も動物性もどちらも積極的に摂るようにしている」(24.3%)という結果に。植物性タンパク質、動物性タンパク質に関する情報を提示した上で、「タンパク質をどう摂取するのが理想的だと思うか」と質問すると、74.5%が「植物性も動物性も両方を摂るようにしたい」と答えた。

キューサイ資料「タンパク質を何から摂るか」

監修の佐々木先生「植物性・動物性の両方摂取するのが理想」

 これらの結果について、監修の神奈川工科大学の非常勤講師・佐々木一先生は「美容や健康のためには、植物性タンパク質と動物性タンパク質の両方を一緒に摂るのが理想的。しかし現実の生活では、一度の食事で両方のタンパク質を適量摂ることは困難。賢く効率的に摂取するためには、健康食品の活用が有効だ」とコメントしている。

 

 

■キューサイ

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