17年度のトクホ市場、過去2番目の6586億円に…日健栄協調査

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(公財)日本健康・栄養食品協会が2日発表した「特定保健用食品の市場および表示許可の状況」によると、17年度(17年4月―18年3月)の特定保健用食品(トクホ)市場は6586億円で、過去2番目の規模となった。

 

 

17年度は歴代2番目の規模に、用途別構成比は「整腸」がトップ

 トクホ市場はアンケート調査で行った。1070品目(162社)を対象に17年度の品目別販売見込額および販売経路別市場構成について調査を実施。特定保健用食品制度は、国が健康強調表示を許可・承認する制度と1991年に発足。18年3月末現在、特定保健用食品として表示許可・承認された食品は1082品目(165社)となっている。

 保健の用途別の構成比は、「整腸」が53.1%と最も大きく、次いで「中性脂肪・体脂肪」が30.2%、「コレステロール」が4.5%の順に。このうち「整腸」は、全体では前年度比2.3%と微増だったが、オリゴ糖関連品目が同42.8%増と大きく伸びている。「中性脂肪・体脂肪」は、好調だった16年度に続き、17年度は同1.8%増と過去最大規模。「コレステロール」も同9.6%増で調査開始以来、最大となっている。

 

販路はスーパー、コンビニで半数以上に

 販売経路については、構成比率はほぼ同規模で推移し、「スーパー」が42.5%、「コンビニ」が19.3%、「戸配」が17.3%となった。

 食品の種類別の構成比は、「乳製品」が48.9%、「清涼飲料水」が37.0%、「菓子・その他」が7.3%で、前年とほぼ同率だった。

 これらの結果を受けて同協会は、「品質管理の徹底や科学的根拠の増強、各企業の新たな保健の用途申請へのチャレンジなどにより、特定保健用食品市場が今後も拡大することを期待したい」とコメントしている。

■日本健康・栄養食品協会

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