2名が同時受賞、生成AI導入と普及活動を評価

「Microsoft Top Partner Engineer Award」は、日本マイクロソフトのパートナー企業において優れた活動を行ったエンジニアを表彰するプログラムである。Azure Apps&Infra、Azure Data&AI、Modern Work・Copilot、Business Applications、Securityの5カテゴリで、先進的な技術導入やマイクロソフトテクノロジーの普及に尽力したエンジニアを選出している。

今回受賞したecbeingのエンジニアは、生成AIをいち早く製品へ取り込み、社内外での普及活動を継続してきた取り組みが評価された。受賞者は「AI に精通した人材の育成を推進し、AI 活用による生産性向上を通じて、弊社ならびに社会全体の発展に貢献してまいります」とコメントしている。

AI活用サービスを多角的に展開

ecbeingは近年、EC業界の高度化・多様化に対応するため、AI技術を活用した多様なサービスを展開している。AIレコメンドツール「AiReco」では、ユーザーごとに最適な表示コンテンツやメール内容をパーソナライズ。AIレビュー活用ツール「ReviCo」では、レビューの要約やショップからの返信文案を自動作成する。

また、AI自動応答型カスタマーサポートツール「AIデジタルスタッフ」や、データマーケティングツール「SechstantCDP」「SechstantCRM」では、過去の売上データをもとにAIが将来の売上を予測し、レポートをワンクリックで自動生成する機能を提供している。

同社のECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」は1999年のサービス開始以来、大手・中堅企業を中心に1,600サイト以上の導入実績を持ち、国内トップシェアを誇る。開発650名、マーケティング300名の国内最大規模の体制でEC事業者へのサービス提供を行っている。