クール宅急便の付加料金を改定

値上げの対象は、180サイズと200サイズの宅急便。関東→中国・四国向け（現金決済）の場合、180サイズが現行の3870円から220円増の4090円、200サイズが660円増の5190円となる。

クール宅急便は、60サイズが55円増の275円、80サイズが110円増の330円、100サイズが110円増の440円、120サイズが55円増の715円にそれぞれアップする。

ゴルフ宅急便については、これまで140サイズ（上限）を適用してきたが、サイズによる査定を廃止し、キャディーバッグ規格へ変更する。これにより、関東→関東向け（現金決済）の場合、現行の2190円から320円増の2510円となる。

個人ユーザーへの影響を最小限に抑制

宅急便の運賃見直しは一部にとどめ、個人のユーザーへの影響を最小限に抑える。一方、取扱数量の約9割を占める法人については、契約内容の適正化に向けて協議するとしている。

同社は昨年4月、国際情勢の不安定化に伴うコスト上昇などを背景に、約6年ぶりに届出運賃を改定。今後は、外部環境の変化による影響を運賃に反映させるため、年度ごとに見直す方針としている。

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