2023.10.06 通販会社
フェリシモ2Q、延べ顧客数が減少するなど苦戦
(株)フェリシモが5日発表した2024年2月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比6.3%減の150億5600万円、営業損益が1億1600万円、四半期純損益が4600万円となった。

定期便事業の平均購入単価は前年と同水準
中核事業の定期便事業は、平均購入単価が前年同期と同水準で推移した。しかし、消費者の外出機会の増加、物価高による可処分所得の減少といった外部環境が変化するなか、同社グループが企画する商品の差別化が不十分だったことや、商品価値を効果的に表現できなかったことにより、延べ顧客数が減少した。一方、雑貨ブランド「YOU+MORE!(ユーモア)」が東京・上野駅構内にリニューアルオープンした常設店舗や、福岡・天神地下街に新規出店した店舗が順調に推移。さらに、東京・渋谷で開催した「大偏愛展」などのオンサイトでのマーケティング活動も、顧客基盤の拡大や顧客との関係構築に寄与した。
これらの活動から得られた知見を来年4月から15年間にわたって、同社がプロデュースする神戸ポートタワー事業に生かすための準備を進めた。
「FELISSIMO PARTNERS」事業は好調
新規事業分野については、同社の定期便プラットフォームに取引先事業者が出品・出稿できる「FELISSIMO PARTNERS(フェリシモパートナーズ)」事業で、「産地直送マルシェ」や全農との共同事業「純農」の受注が好調に推移したことで、前年同期に比べて売上が増加した。通期の連結業績は、売上高が前年比5.7%減の303億2100万円、営業損益が9億5800万円、純損益が8億7300万円と予想している。
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