2023.09.11 調査・統計
23年化粧品市場、3.3%増の3兆276億円の見込み…メイクアップ需要が回復
総合マーケティングビジネスの(株)富士経済がこのほど発表した『化粧品総市場と価格帯別の動向調査』のまとめによると、2023年の国内市場は前年比3.3%増の3兆276億円を見込み、低価格帯ポイントメイク市場では韓国、中国ブランドなどのアイテムが好調だった。

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市販用の高価格帯は4.8%増
調査期間は5月~7月、消費者アンケートは6月26日~28日で、化粧品(スキンケア/ベースメイク/ポイントメイク)を購入したことがある20歳~59歳の女性640人から回答を得た。それによると、22年の化粧品国内市場は、徐々に消費者の外出機会が回復したことから市場は拡大した。23年は、5類移行に伴ってマスクの着用が個人判断になったことや、行動制限が解除されたことなどによる消費者の外出機会が増加。さらにはインバウンド需要が回復に向かっていることから、市場は前年比3.3%増の3兆276億円が見込まれるとした。
価格帯別の23年化粧品市場は、市販用の高価格帯は前年比4.8%増の1兆239億円、中価格帯は同1.4%増の1兆942億円、低価格帯は同3.6%増の6831億円。業務用は同4.6%増の2264億円を見込んだ。コロナ禍の落ち着きとともにスキンケア意識も高まっている。
メイクアップ需要の回復が加速
高価格帯の23年は、メイクアップ需要の回復が加速。スキンケア意識の高まりで、プレステージブランドの需要が増加している。また、ヘアケアでは新興セルフブランドの「夜間美容」といったコンセプトが受け入れられており、市場は拡大するとみられる。同じく中価格帯は、メイクアップの使用機会の増加傾向から、マス向けカウンセリングブランドがプロモーションの強化で需要獲得を図っているほか、スキンケアでも外資系プレステージブランドユーザーの一部が 景況悪化や価格改定を受け、高価格帯から中価格帯へシフトする動きがみられ、市場は拡大に転じるとみられる。
低価格帯は、マスクの着用が個人の判断に委ねられたため、メイクアップの使用機会が増加していることから ポイントメイクやベースメイクの使用頻度が高まるほか、インバウンド需要も期待され、市場は引き続き拡大が予想される。
成分の認知度は「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「セラミド」がトップ3
業務用の23年は、景況悪化の影響からヘアサロンの来店頻度を落とす消費者がみられるものの、「髪質改善」などメニュートリートメントの強化により単価アップがみられるほか、ヘアカラーもハイトーンヘアのトレンドに合わせた色の追加などアイテム投入が活発に行われ、市場は拡大が予想される。消費者アンケートによると、訴求成分の認知度は「ヒアルロン酸」(74.5%)、「コラーゲン」(73.0%)、「セラミド」(62.5%)が高いことが明らかになった。また、韓国ブランドで話題となった「シカ」は30.8%(8位)が認知していた。
韓国コスメの購入実態は、「購入したことがある」が42.5%、「購入したことはない」は57.5%だった。年代別では、20代では61.9%が「購入したことがある」と突出。年代が上がるにつれて「購入したことがある」の割合は低下していく傾向となっていた。
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