2023.08.07 通販会社
エディオン、J1・サンフレッチェ広島を子会社化…IT企業のJクラブ買収が加速
(株)エディオンはこのほど、Jリーグクラブのサンフレッチェ広島を運営する(株)サンフレッチェ広島が、第三者割当増資で発行する普通株式62万6387株のうち50万株を引き受け、サンフレッチェ広島を子会社化すると発表した。払込期間の最終日は9月10日。

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1997年から経営にも参画
サンフレッチェ広島は1992年、広島市と広島県内有力企業の出資により設立され、Jリーグ発足時のオリジナル10のチームとしてプロサッカーチームの運営をスタート。以降、長年にわたってJリーグで活躍し、J1リーグ優勝回数3回、J リーグ杯優勝1回など、多くの好成績を残している。エディオンは、スポーツを通じた地域社会への貢献活動にも注力しており、同社設立企業の1つである(株)デオデオを含めると、サンフレッチェ広島設立時よりスポンサーとしてその発展に協力するとともに、97年から経営にも携わりながら活動を支援してきた。
議決権が46.96%から76.10%へ
そうした中、2020年、21年のコロナ禍による入場料収入の大幅減少とともに、24年の新スタジアムへの移行時費用や移行後の運営費増加などを総合的に検討した結果、サンフレッチ ェ広島が第三者割当増資を決め、エディオンはこれを引き受けることとした。これにより、エディオンの議決権の所有割合は46.96%から76.10%に上昇し、同社の子会社となる。エディオンは、これまで以上に地域企業やファンとともにクラブの成長と発展をめざしてサポートするとともに、Jリーグ規約や諸規定、(公財)日本サッカー協会が定める諸規定を遵守し、Jリーグが掲げる理念、活動方針およびJリーグ百年構想の推進のために、継続的に支援していく考えを示している。
IT系企業のJクラブ買収は今後も続くか
EC・通販会社を含むIT系業界の企業がJリーグの親会社になるケースは多く、現在J1の首位を走るヴィッセル神戸の親会社は楽天グループ(株)で、鹿島アントラーズは(株)メルカリ、ベルマーレ平塚はRIZAPグループ(株)、FC東京は(株)MIXI、J2首位の町田ゼルビアは(株)サイバーエージェント、V・ファーレン長崎は(株)ジャパネットホールディングスがそれぞれ親会社となっている。Jリーグが地域密着型である点や規模感など、JリーグのクラブはIT×スポーツの相性が良く、今回のエディオンによるサンフィレッチェ広島の子会社化に続き、IT企業によるJリーグクラブの買収の流れは今後も続きそうだ。
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