2023.06.12 通販支援
アパレル3D試着×無在庫ビジネス構想とは?エプソン販売などが実証実験
エプソン販売(株)はこのほど、(株)アベイルと進める『アパレル3Dソリューション×無在庫ビジネス構想』に、(株)三陽商会が展開する「ECOALF(エコアルフ)」をブランドオーナーに迎え、3社による実証実験として14日~16日、阪急うめだ本店9階・祝祭広場でのSDGsポップアップ・イベントに出展すると発表した。

在庫を持たない販売とサステナブルな印捺プロセスを実現
SDGsに特化したイベントのテーマは「GOOD VIBE FROM SEA」。会場のECOALFブースでは、『アパレル3Dソリューション×無在庫ビジネス構想』を想定した実店舗として、タブレット端末でのバーチャルフィッティングを体験、実際に予約購入ができる。
エプソンによると、国連貿易開発会議(UNCTAD)では、ファッション業界を世界で第2位の汚染産業としている。そのファッション業界では、衣服の大量生産・大量消費・大量廃棄に伴う環境汚染やCO2排出、水資源の大量消費などが問題となっている。同社はこうしたファッション業界における社会課題に注目し、独自のプリント技術を生かした商品を展開しており、さらに共創パートナーとの取り組みにより新たな解決策を検討している。
アベイルが展開するBROWZWEAR社の「VStitcher」は、デジタルツイン技術を備え、3Dのデジタルデータを現実の生産ラインに反映できる。また、プリント柄を含めた3Dデジタルデータを2Dの型紙データに変換でき、プリントデータとして生地に直接オンデマンド印刷が可能だ。
これにより、試作品の作成プロセスを短縮して、オンデマンドで必要な数量のみの生産が可能になり、在庫を持たない販売を実現する。さらにエプソンのデジタル捺染機「Monna Lisa(モナリザ)」で顔料インクを使用した場合、アナログ捺染の染料インクを使用した印刷と比較して、水使用量を約96%削減でき、サステナブルな印捺プロセスを実現する。
2024年度めどに本格展開を予定
この度、リサイクル素材を用いながら、スタイリッシュで機能的なコレクションを創造するスペイン発のサステナブルファッションブランド「ECOALF」をブランドオーナーとして迎え、3社での共創活動に取り組むことで、試作品レスと在庫レス、さらに印刷工程における水使用量を極小化した持続可能なファッションの流通サイクルをめざす。
三陽商会では、日本発の新たな取り組みとして、「ECOALF」のグローバルでの展開を計画している。エプソンは、実証実験を通じてファッション業界が抱える社会課題を解決するビジネスモデルの確立をめざす。
実証実験としてのイベントでは、水族表現家・二木あいさんの作品を用いたワンピースが予約できる。なお、イベントで装飾に用いられる布製タペストリーとタープはMonna Lisaで印刷し、イベント終了後は二木さんの新たなアート作品としてアップサイクルされる。
エプソンは、企業間のデータ連携の技術的な検討やビジネスモデルの検討、『アパレル 3Dソリューション×無在庫 ビジネス構想』における国内企業の需要性調査を行いながら、「ECOALF」の商品展開拡大を図る。今年度をビジネスモデルの検証期間とし、24年度をめどに本格的な展開を予定している。
■『ポップアップ・イベント』
https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/sea_creation/
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
JADMA、悪質広告を指南する広告代理店・コンサルタントを問題視…消費者委員会がヒアリング
-
2
CBN製品、6月1日から取り締まり…精神毒性が懸念されるなか、今もECモールで販売中
-
3
ZenGroup、海外向け文房具ECでサブスクボックス「静かな雨」を発売
-
4
アマゾン、新幹線の業務用スペースを活用した商品輸送に取り組む
-
5
【5月30日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
