2023.03.07 通販会社
ポーラ・オルビス、化粧品ブランド『Amplitude』『ITRIM』を終了
(株)ポーラ・オルビスホールディングスは6日、連結子会社である(株)ACROの臨時取締役会で、同社が展開する化粧品ブランド『Amplitude(アンプリチュード)』と『ITRIM(イトリン)』の事業終了について決議し、発表した。

23年中に終了手続き完了へ
今後、利用者や取引先などへの告知を開始し、順次店舗の退店やECサイトでの販売を終了し、23年中を目途に終了手続きを完了したいとしている。
ポーラグループは、創業100周年にあたる2029年を見据え、「多様化する『美』の価値観に応える個性的な事業の集合体」を掲げている。「化粧品事業のグローバル展開とブランドポートフォリオの改革と拡充」「新価値を創出し、事業の領域を拡張」「研究・技術戦略の強化」を基本戦略とし、事業ポートフォリオの拡張を戦略の新たな柱としている。
また一方で、従来の化粧品事業においてはブランドポートフォリオの改革にも取り組み、さらなる収益性の向上をめざす方針を打ち出している。今回、この一環として『Amplitude』と『ITRIM』のブランド終了を決定した。
事業継続のメリット見当たらず
『Amplitude』と『ITRIM』はともに18年9月にブランドを開始し、同社グループのビューティケア事業育成ブランドの1つとして、国内の百貨店を中心に事業展開してきた。しかし、両ブランドを取り巻く事業環境は厳しく、業績は計画を下回っており、これまで成長に向けた施策をさまざま実施してきたが、今後の事業継続に利点を見出すことは困難と判断したと、ブランド終了の理由を説明している。
『Amplitude』は、繊細な色彩や質感で「かっこいい大人美」を提案し、大人の女性のファンを獲得してきた。『ITRIM』は古語の「いと」と、品格のある生き方を表す「凛」を組み合わせた造語で、植物由来の有効成分をとり入れたスキンケアをラインアップしてきた。
22年12月期連結決算のACROの売上高は前期比13.4%減の73億円。両ブランド終了に伴う23年12月期連結業績への影響については、特別損失約8億円の発生を見込んでいる。
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