2022.09.28 通販会社
ヒマラヤ期末決算は増収増益、純利益は過去最高…EC売上は7.9%増
(株)ヒマラヤが27日発表した2022年8月期(21年9月~22年8月)連結決算は、売上高が前期比0.8%増の589億1400万円、営業利益が同0.8%増の20億4100万円、純利益は同1.4%増の14億3100万円となった。

ECは順調、メンバーズアプリをリリースへ
売上高は当初計画をやや下回る進捗となったが、利益面では営業利益は前年を上回り、純利益は、前年に引き続き過去最高を更新した。
主要施策として掲げるEC事業は、売上高が前期比7.9%増と、計画通りの順値な推移をたどっている。来期に向けても「EC販売力の強化」の優先順位を上げて進めていく方針で、23年春には、店舗とECのシームレス化を推進し、ユーザーの購買体験の向上を図るために「ヒマラヤメンバーズアプリ(仮称)」のリリースを予定している。
既存店の売上は、断続的な緊急事態宣言などの影響下、競争環境も厳しさを増してきた中で、粗利率の確保と適正な在庫水準の維持を重視したことにより、前期を下回る水準となったが、EC事業では、当面の不透明な状況の継続を想定し、販売力強化に注力したことにより、当初計画を上回る結果となった。
スポーツ用品は低調もキャンプ需要増でアウトドア用品が好調
商品別の売上動向は、一般スポーツ用品は低調な結果となったが、部活動をはじめとするさまざまなスポーツ活動への制限が段階的解除により回復傾向にある。一方で、アウトドア用品は前期に引き続きキャンプ需要が高い水準を維持し、ゴルフ用品は初心者層の参入による活況な市場環境が継続、スキー・スノーボード用品は降雪に恵まれたシーズンとなったことから、それぞれ好調に推移した。
出退店の状況については2店舗を出店し、5店舗を退店した。8月末時点で同社グループの店舗数は全国で95店舗、売場面積は20万6958㎡であり、前期比で店舗数は3店舗減、売場面積は4124㎡減となった。
次期業績は増収増益を予測、スマホアプリを強化へ
23年8月期の通期連結業績は、売上高が前期比1.0%増の595億円、営業利益は同7.8%増の22億円、純利益は同3.4%増の14億8000万円をそれぞれ見込んだ。
23年春に「ヒマラヤメンバーズアプリ(仮称)」のリリースを予定。店舗在庫の確認や店舗受取サービスなどを備えたスマホアプリで「EC販売力の強化」を図るほか、リアル店舗でも、建築費の高騰が今後も継続することを見据えて、旗艦店の大規模リニューアルや自社物件の新築を伴う新規出店計画の一部を先行して実行する。
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