2022.06.15 調査・統計
21年度の玩具市場は8.5%増の8946億円、コロナ禍で過去最高を記録
(一社)日本玩具協会は14日、2021年度の日本国内における玩具市場規模は、希望小売価格ベースで前年度比8.5%増となる8946億円となり、2001年の調査開始以来、過去最高を記録したと発表した。

21年度は「カードゲーム・トレーディングカード」が45.6%増
また、玩具の中核を占める10分野でも、前年度比11.7%増の5817億円となり、こちらも過去最高を記録。協会は、コロナ禍という非常事態や少子化トレンドの中でも、玩具に対するニーズは極めて高く、今後さらに成長していく可能性があることを示しているとしている。
主要10品目は、「ゲーム」「カードゲーム、トレーディングカード」「ジグソーパズル」「ハイテク系トレンドトイ」「キャラクター」「のりもの玩具」「ドール、ままごと」「ぬいぐるみ」「知育・教育」 「季節商品」で、市場全体から「乗用関連」「雑貨」「ホビー」を除いたもの。
21年度で特に伸び率の大きかった商品分野は、「カードゲーム・トレーディングカード」が前年度比45.6%増、「ハイテク系トレンドトイ」が同40.3%増、「のりもの玩具」が同12.2%増、「ホビー」が同6.6%増、「ぬいぐるみ」が同6.3%増。中分類では、「プラモデル」「フィギュア」「ミニカー」「サマートイ・サマーグッズ」「レールトイ」「キャラクターぬいぐるみ」だった。なお、主要10分野からカードゲーム・トレーディングカードを除いた前期比売上高は1.3%増となった。
「ポケモンカードゲーム」「遊戯王OCG」「デュエル・マスターズTCG」の3強が市場をけん引
21年度の玩具市場規模が過去最高を記録した最大の要因は、金額にして前年度比558億円の伸びを示した「カードゲーム・トレーディングカード」の躍進。「ポケモンカードゲーム」「遊戯王OCG」「デュエル・マスターズTCG」の3強が市場を牽引した。特に「ポケモンカードゲーム」は前年に引き続き大変な人気を集め、品薄状態が続いた。
また、「ハイテク系トレンドトイ」の伸びは、「ぷにるんず」「Tamagotchi Smart」の大ヒットによるもので、のりもの玩具は「トミカ」「プラレール」が高い人気を集めたことによる。さらに、「キャラクターぬいぐるみ」では、「スーパーマリオ」「ポケットモンスター」といった任天堂キャラクターや、「ミッフィー」「スヌーピー」「BT21」などが好調だった。
「ホビー」商品では、「ガンプラ」シリーズが高い伸びを示したプラモデル、新規参入メーカーの増大と、「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「東京リベンジャーズ」といったキャラクター人気が目立ったフィギュアが市場を大きく伸ばした。
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