最長3カ月のエンジニア向け長期コースや営業実務体験コースなど

　今年は、Yahoo! JAPANとして初となる最長3カ月のエンジニア向け長期コースや、オンラインでの営業実務体験コースなど、これまで以上に多種多様なコースを提供することで、就職活動に取り組む学生それぞれのニーズに対応する。

　就職情報会社（株）ディスコの調査によると、インターンシップの開催形式は「オンライン型のみ」が74％と最多だが、満足度に関して、「対面型のみ」は61％が「大変満足」と回答しているのに対し、「オンライン型のみ」は43％にとどまっていることが分かった。

オンライン環境でのサポート体制が充実、参加者の満足度は100％に

　一方で、社員の約9割がテレワークで働くYahoo! JAPANは、2020年より完全オンライン形式のインターンシップを実施しており、昨年の参加者の満足度は過去最高となる100％だった。居住地にかかわらず社員と同じ環境で実際の業務を体験できる点や、多様なコースを用意することで学生それぞれのニーズに応えられている点、Yahoo! JAPANの社員がオンライン環境下でも1人ひとりを丁寧にサポートできている点などが要因として挙げられる。

　今年は、さらに多くの学生のニーズに対応するため、最長3か月のエンジニア向け長期インターン（25コース）や、オンラインで広告やコマース事業の営業実務を体験できるコースなどを用意し、91コース計約160人を受け入れる。プレエントリーの応募期間は6月6日まで。給与は時給1300円～、就業時間は10:00～18:45。いずれもコースによって異なる。

　主なコースは、「Yahoo!ショッピングのトップページ企画～開発体験」（予定人数はエンジニア7～8人、デザイナー2～3人）、「Yahoo!検索における、入力補助機能の機械学習による改善とオンライン評価の実施」（エンジニア2人）、「メディア事業を体験！Yahoo! JAPAN Data Driven Marketing」（ビジネス2人）など。

　■『インターンシップ』
　https://about.yahoo.co.jp/hr/internship/