2022.03.30 行政情報
ネット通販で80品目中78品目に不適正な表示、東京都が改善指導
東京都が29日発表した『2021年度健康食品試買調査』の結果によると、インターネットなどの通信販売で購入した製品で、80品目中78品目に不適正な表示・広告がみられた。

法令違反の可能性が高いと見込まれる126品目を調査
都は、不適正な表示・広告を行った都内事業者に対しては改善などを指導している。ほかの自治体が所管する事業者については、該当する自治体に通報し、指導などを依頼した。併せて、都民にも注意を呼びかけている。
調査期間は、21年5月~22年3月29日。健康食品による健康被害を未然に防止するため、法令違反の可能性が高いと思われる126品目を調査。健康食品売場などの販売店で購入した46製品、インターネットなどの通信販売で購入した80製品を対象とした。
それによると、表示・広告の検査結果では、ネットなどの通信販売で購入した製品で、80品目中78品目に不適正な表示・広告がみられたほか、販売店で購入した製品では、46品目中24品目に不適正な表示・広告がみられた。
違反が多かった品目は「男性機能向上」「美白、美容、美肌」など
ネットと販売店を合わせて、違反が多かった品目は、「男性機能向上」が20品目中17品目、「美白、美容、美肌」が20品目中17品目、「ダイエット効果」が16品目中15品目、「免疫力増強」が15品目中9品目、「抗糖化・エイジングケア」が14品目中11品目など。これらは、食品表示法や医薬品医療機器等法、景品表示法、特定商取引法違反などの疑いがある。
また、不適正な表示・広告(医薬品的な効能効果の標ぼうや根拠がない表示)の事例としては、「心筋機能の正常化」「うつ症状を改善」「結石の予防と除去」「がん予防」「放射性物質の排出を促進」「免疫力アップ」――などが散見された。
医薬品成分を検出した製品も
医薬品成分を検出した製品もあり、シルデナフィルを含む1製品、クロトリマゾールを含む1製品およびセンナ葉を含む1製品を発見した。シルデナフィルは、勃起不全治療薬などの有効成分として使用されており、ほてり、潮紅、頭痛、消化不良などの副作用の報告がある。国内ではシルデナフィルのクエン酸塩が医薬品として承認されている。。
クロトリマゾールは、真菌症治療薬などの有効成分として使用されており、嘔気や嘔吐などの副作用の報告がある。安易に摂取した場合、健康被害が発生するおそれがある。センナ葉には、主成分としてセンノシドA、Bが含まれており、国内では緩下剤として承認されている。また副作用として発疹・悪心・嘔吐などが報告されている。
都は、消費者へ 「健康食品の利用の前は、表示・広告をよく確認すること」「健康食品の長期・大量使用などにより健康被害につながることがある」ことなどを喚起し、注意を促している。
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