2021.10.28 調査・統計
コロナ禍で『トレンド迷子』が急増?外出自粛で情報をキャッチできず
女性向けの月額制ファッションレンタルサービスを展開する(株)エアークローゼットが27日発表した『コロナ禍のファッションに関する意識調査』のまとめによると、「緊急事態」を脱したいまも消費意欲は積極的とはいえず、「ファッショントレンドが分かりにくくなった」とする「トレンド迷子化」が急増していることが分かった。

「コロナ禍でも手軽にファッショントレンドを知りたい」が8割に
調査は直近の14~16日。「コロナ禍の生活の変化で楽しみきれていないものを変えたい、その1つがファッションではないか」という考えのもと、テレワークを週3日以上行う、東京都在住の20~40代の女性会社員106人に聞いた。
それによると、「外出が難しい間に、ファッションのトレンドが分かりにくくなったと感じるか」という質問では、「とても感じる」が20.7%、「やや感じる」が38.7%に達していた。「アパレルショップへ足を運ぶことが減った」(71.4%)、「ウィンドウショッピングの機会が減った」(68.3%)、「街中で情報を受け取ることが減った」(57.1%)が、「感じる」の主な理由だった。
「コロナ禍でも手軽にファッションのトレンドを知りたいと感じるか」という質問には、「とても感じる」が28.5%、「やや感じる」が52.4%だった。
緊急事態宣言解除後でも服の購入に積極的でない女性が半数以上
また、「緊急事態宣言発令中と比較して、解除後ではより積極的に新しい洋服を購入しようと思うか」との問いには、「まったく思わない」が15.9%、「あまり思わない」が40.6%だった。その理由に関しては、「テレワーク実施が継続されそうだから」が60.0%、「洋服以外のことにお金を使いたいから」が38.3%、「その他」が15.0%という回答だった。
同社は、長いコロナ禍での生活習慣の変化は、アパレルショップなど売り手への影響だけでなく、消費者の意識変化として「トレンド迷子化」の事象が見受けられた。洋服の消費意欲はまだ不安が残り、高まり切っていないことも分かった。一方で、「トレンドを知りたい」という意向は高く、ジレンマが発生。今後は手軽にトレンドをとり入れたり、テレワークでも気軽にファッションを楽しめたりするサービスのニーズが高まることが考えられるとしている。
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