2021.01.04 ECモール
楽天ふるさと納税、新型コロナ対策支援寄付額が100億円を突破
楽天(株)が運営する「楽天ふるさと納税」の支援企画「全国からのSOS 新型コロナウイルスの影響に対する支援 大切な産品&観光地を守りたい!」を通じた累計寄付金額が、2020年12月25日に100億円を突破した。
241自治体が参加、返礼品数は1790点に
同企画は、ふるさと納税での寄付を通じ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で流通機会を失ってしまった生産者や事業者を支援するもの。コロナ禍で全国の自治体から、流通機会を失った産品や生産者、需要が減少してしまった観光産業を支援したい、といった相談が相次いで寄せられたことから、2020年3月にサイトを開設。
以降、多くの自治体が参画し、参加自治体数は241、返礼品数は1790点に拡大。同25日に累計寄付金額が100億円を突破した。
自治体のインタビュー動画も掲載
同企画では、「楽天市場」と同じ利用方法で、ふるさと納税制度を活用してユーザーが応援したい自治体に寄付できる。定期便やお中元、お歳暮にも対応しているほか、クラウドファンディング型の寄付「楽天ふるさと納税クラウドファンディング」を実施している。また、生産者や事業者が企画に参加した背景、産品への想いを語るインタビュー動画などが掲載されており、地域の現況を伝える場としても活用されている。
世界に誇る山梨ワインの生産地である山梨県笛吹市では、コロナの影響で観光客がほとんどゼロになり、ワインメーカーや原料となるぶどうの生産農家が存続に危機に瀕していた。笛吹市の職員の提案から「楽天ふるさと納税クラウドファンディング」を利用したクラウドファンディングを実施。
売上9割減もクラファンで再興へ
毎年25万人の観光客が訪れていた市内観光ワイナリーのモンデ酒造(株)は、新型コロナウイルスの影響で店舗を休業後、営業を再開したが、売上は90%減、ワインの大量の在庫を抱えていた。クラウドファンディングで寄付金を募集したところ、目標の1000万円を大幅に上回る4300万円以上の寄付金を集めた。残っているワインを流通させ、新たなワインの製造も再開した。モンデ酒造の細内瞬氏は「今回のクラウドファンディングがなければ、存続の危機にあった。想像を超える寄付によって活力を取り戻し、前向きな気持ちになった」と話している。
同サイトにはこのほか、埼玉県北本市、京都府亀岡市、山形県村山市などのドキュメンタリーが掲載されている。
■「全国からのSOS 新型コロナウイルスの影響に対する支援 大切な産品&観光地を守りたい!」
■楽天ふるさと納税ドキュメンタリー動画
<山梨県笛吹市:世界に誇る山梨ワインの危機>
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