2020.05.01 ECモール
楽天、PCR検査キットの販売を中止…協力会社の経営体制変更で
楽天(株)は4月30日、法人向けに始めた「新型コロナウイルスPCR検査キット」の販売を一時、見合わせると発表した。キットの開発と製造を手がけるジェネシスヘルスケア(株)の取締役会で経営体制の変更が決議されたとの報告を受けたのが理由と説明している。
PCR検査キットの販売に医師会などが懸念
楽天はジェネシスヘルスケアと連携し、4月20日から東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城の法人を対象に販売を開始。利用動向や医療提供体制などへの影響をみながら、5月以降は販売地域を拡大するとしていた。
これに対し、日本医師会が「検査は専門家が正確に行うことが必要で、リスクがあり信頼性に問題がある」と指摘。ネットや週刊誌などでも、「医薬品医療機器等法に基づく承認を受けた体外診断用ではなく、無許可キット」といった表現もあるなど、懸念や批判が出ていた。
「医療的な診断はしない」との説明も
検査キットは、新型コロナウイルス感染症の症状は出ていないが、不安を感じている検査希望者が対象。利用者が自分で鼻の奥の粘膜などを採取して容器に密封し、指定場所に設置した専用の回収ボックスに入れて検査を実施。陽性・陰性ではなく、新型コロナウイルスに特徴的なRNA配列が含まれているかどうかの判定報告を受けられるとしていた。
楽天は、「感染の有無を確認する医療的な診断はしない」としていたが、販売代理を行うにあたり、過去2か月半にわたって、ジェネシスヘルスケアからの説明をもとにPCR検査の技術・プロセスなどを医療専門家とともに検証し、精度に問題がないことを確認していたとも説明している。
新体制で販売再開の情報を精査
楽天は2017年にジェネシスヘルスケアに出資し、三木谷浩史・会長兼社長は社外取締役に就任していたとされる。価格は1万4900円(税込)で、購入数に応じて特別価格となるとし、楽天が運営する法人向けサイトで取り扱っていた。
楽天は販売を停止したうえ、新体制下におけるコーポレート体制とコンプライアンス体制を再度、精査し確認した上で、再開などの情報に関しての告知をするとしている。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
TikTok Shopとは?主要機能と日本での始め方を解説|公式認定パートナー
-
2
【モールハック】TIKTOKSHOP 意図的なバズを生む法則
-
3
【AIタッガー】SEO×GEO AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
4
AI画像生成でEC撮影コストを激減する実践ガイド
-
5
ネット上での調べ物×通販購入時のAI利用実態【消費者調査 2025】
ニュースランキング
-
1
【8月10日16時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
レア商品の悪質通販サイト「竜の野」「STORE専門ショップ」などに注意…消費者庁
-
3
有店舗アパレル企業の決算、EC事業好調で売上高やシェアが拡大
-
4
写真加工アプリのX投稿でステマ、Snow Corporationと日本法人に措置命令
-
5
ジャパネット、商品企画・開発に参入 初のPBを展開
