2020.01.23 ECモール
置き配を7割が利用…Amazon、置き配実証実験を東京・大阪などで実施
アマゾンジャパン合同会社は、「置き配指定サービス」を標準の配送方法とした際の利便性や効果を検証するため、27日から東京都と大阪市の一部と名古屋市、札幌市で大規模な実証実験を開始する。気象条件が違い、住宅の形態が混在している人口密集地域で、多様なライフスタイルの顧客に合わせた「置き配」の有効性を検証することが狙いだ。
多治見市では置き配を7割のユーザーが利用・再配達率が半減
指定場所へ商品を届け、対面での対応やサインなしで商品を受け取り可能にする「置き配指定サービスの標準化」は、再配達による負担を軽減し、より便利に商品を受け取れるだけでなく、ドライバーの負担を軽減し、再配達に伴う二酸化炭素などの排出削減による環境問題への取り組みにもつながる。
アマゾンは昨年11月6日から1か月間にわたり、岐阜県多治見市で アマゾンとして初の試みとなる置き配指定標準化の実証実験を実施した。期間中、市内の利用者の約7割が置き配指定で商品を受け取り、通常時の半分の再配達削減につながった。マンションのオートロックで置き場所にアクセスができないなどの理由で届けられなかった荷物については、多くの場合、ドライバーが利用者に連絡し、配達を完了していた。
こうした適切な置き配運用の確認や、多治見市の利用者からの高い評価を受け、今度は東京都の江東区、文京区、練馬区と、大阪市の都島区、西淀川区、生野区、さらに名古屋市と札幌市の利用者を対象に、「標準化」をめざす取り組みを始めることとした。
実証実験のデータを利便性・安全性の向上に活用
置き配場所の指定には4つの設定方法がある。(1)注文確定画面で「置き配指定」をクリック(2)商品の発送後に届くお知らせメール、プッシュ通知から配送状況確認画面に移り、「置き配指定」をクリック(3)商品の発送後、配送状況確認画面で「置き配指定」をクリック(4)商品の発送後、注文履歴画面にて「置き配指定」をクリック――。すべて、クリック後に「置き配場所」を選択する。
利用者は「配送ボックス」「玄関」「ガスメーター」「ガレージ」「自転車の荷物かご」「マンションの受付」など、置き配を希望する場所を、画面に表示されるリストから選ぶことができる。置き配を希望しない場合には、対面での受け取りを選択することもできる。
置き配が完了すると、ドライバーは専用のタブレットを使って、商品を配達した場所の写真を撮影する。利用者は配達完了のメール、またはアマゾンの配達状況確認ページで確認できる。天候やその他の状況により、指定場所への配達が困難な場合は、利用者と連絡をとり、都合のいい他の配達方法を決める。

アマゾンによると、多治見市も引き続き、置き配指定を標準にした配送方法をとる。さらなる実証実験を通じ、配送効率の変化や毀損、紛失事例、対面での商品の受け取りを選択した利用者からの情報などを集計するとともに、実証実験期間の前後で顧客調査の実施を予定。利便性向上と安全に届けるための貴重なデータにしたいとしている。
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