2020.01.23 調査・統計
スマホでのEC利用時、応答速度が遅いと6割が「購入中止歴あり」
(株)ジャストシステムが22日公表した「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2019年12月度)」によると、スマートフォンでのEC利用時、応答速度が遅いことが理由で買い物をやめた経験があるユーザーが6割近くいることが分かった。
応答速度が遅いとECサイトを離脱、離脱経験者は20~30代で6割
調査は、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施。本調査はFastaskモニターの17~69歳の男女1100人を対象にした。
それによると、スマホからECを利用する人のうち、購入意向があったにも関わらず、ECサイトやECアプリの応答速度が遅く、タップしても反応しない、ページが遷移しないといった理由から離脱したことがある人は、「頻繁に」が13.4%、「ときどき」は44.1%。合わせて57.5%の人に離脱の経験があることが分かった。
「離脱経験者」を年代別でみると、10代(59.0%)、20代(67.0%)、30代(64.5%)、40代(58.5%)、50代(44.3%)、60代(37.0%)で、20代と30代6割を超えていた。離脱したときの平均的な時間は、「1秒未満」が2.9%、「1~2秒未満」が6.1%、「2~3秒未満」が9.0%、「3~5秒未満」が18.4%だった。反応しなくなってから5秒未満でも36.4%で、「5~7秒未満」(10.6%)を加えると47.0%となるり、「7秒」に至るまでに半数近くが離脱していた。
ECサイトのセール利用者、1位楽天市場・2位Yahoo!ショッピング
同じく「離脱経験者」のうち、その後、ECサイトやECアプリに再訪し、買いたかった商品を購入した経験がある人は、「頻繁に」が19.2%、「ときどき」が63.3%だった。計82.5%の人が一度離脱したにもかかわらず、購入に至っていることが分かった。「頻繁にある」と答えた人は、10代(42.3%)、20代(32.8%)、30代(10.0%)、40代(12.5%)、50代(3.7%)、60代(5.9%)。10代は他の年代を大きく引き離して最多となった。
同時に、昨年末に開催された大手ECサイトのセール認知度を聞いたところ、「楽天スーパーSALE」(50.3%)が最も高く、「Amazon Cyber Monday」(45.0%)、「Yahoo!ショッピング年末感謝セール」(25.1%)と続いた。認知者のうち、実際に購入した人の割合が最も高かったのは「楽天スーパーSALE」(41.8%)、次いで「Yahoo!ショッピング年末感謝セール」(36.6%)、「Amazon Cyber Monday」(34.5%)だった。
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