2019.10.31 通販会社
スクロール中間期、物流と健粧品事業への投資で純利益49.8%減
(株)スクロールは30日、2020年3月期中間期(19年4月~9月)を発表した。売上高は前期比4.2%増の379億400万円、営業利益は14.2%増の16億3100万円、純利益は4億4600万円(同49.8%減)だった。

通販事業は増収増益に
同社では、中期経営計画を1年ごとに更新するローリング方式へと変更。「収益力のあるDMC(Direct Marketing Conglomerate)複合通販企業戦略の推進」を掲げ、「個別事業の収益力のさらなる向上」「事業ポートフォリオの強化」をテーマに取り組んだ。
通販事業の業績は、売上高が186億8300万円(前年同期比4.9%増)となり、セグメント利益は14億9300万円(同9.0%増)。創業80周年記念の特別企画や顧客の声を生かした商品開発企画など、価値ある商品づくりに努め、ライフスタイル提案型の売り場を強化。また、既存の商材に加え、海外ブランドバッグといった同社グループの資産を生かした新たな商材の販売にも取り組んだ。
EC分野では子会社化したナチュラムやミヨシが好調
eコマース事業は、カテゴリーNo.1戦略の推進とオリジナル商品企画の強化を方針とした。アウトドア・フィッシング用品のECサイト『ナチュラム』のオリジナルブランド『Hilander(ハイ ランダー)』をはじめ、利用者の生活スタイルに着目したオリジナル家具など、同社グループ独自の魅力ある商品の企画・開発を推進してきた。
同時に、外部ECモールへの新規出店を進めるなど、顧客との接点を拡大し、販売を強化してきた。3月に子会社化した(株)ミヨシの防災用品販売も好調に推移している。この結果、売上高は100億800万円万円(前年同期比6.66%増)となり、セグメント利益は2億1700万円(同80.1%増)となった。
物流は拠点拡充に投資、健粧品は「投資育成事業」と位置づけ
ソリューション事業では、茨城県つくばみらい市への物流センター新設プロジェクトや関西物流拠点の拡充など、全国を網羅する物流ネットワークの構築を推進。売上高は70億8800万円(前年同期比14.5%増)となり、セグメント利益は1億9600万円(同30.5%減)となった。
そのほか、健粧品事業では、グループ全体の事業ポートフォリオの観点から、投資育成事業として位置付け、収益構造の確立に向けた事業モデルの転換及び事業基盤の整備を推進。中国や台湾の市場に向けたマーケティングにも取り組んでいる。売上高は18億1700万円(同32.0%減)となり、セグメント損失は4億400百万円(前年同期はセグメント損失2億7500万円)となった。
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