2016.08.30 調査・統計
通販事業者の52%「AIはEC・通販のマーケに影響あり」
(株)エルテックスが29日発表した通信販売事業者の実態調査によると、EC・通販事業者の情報システム担当者の52%が、「AI(人工知能)は今後のECや通販のマーケティングに影響を与える」と考えていることがわかった。
同調査は、楽天リサーチ(株)の調査パネルを利用した調査で、対象は年商3000万円~100億円までの通販事業に関わるマーケティング・広告・宣伝会社(100件)、業務(受注・決済・配送ほか)関連会社(100件)、情報システム会社(100件)で、サンプル数は合計300件。
業務担当者別にAIが与える影響を聞いたところ、マーケティングや集客、販売手法に影響があるといった回答が4~5割となった。情報システム担当者5項目中3項目で高い回答で、最も高いのは「マーケティングに影響がある(52%)」だった。マーケティング担当者のトップは「集客~広告プランニングや適正配置(49%)」となり、担当業務によって差があった。
ECを運営する通販事業者では、92.3%がスマートフォンアプリによるECが進むと回答した。「顧客の利便性が高い」は79.9%で、「商品を販売しやすい」は76.8%だった。一方、27.8%が「顧客は積極的にダウンロードしてくれない」と回答。ユーザーがダウンロードしたくなる魅力的なアプリの開発が課題となる、とした。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
機能性表示食品の基礎と落とし穴
-
2
オリジナル商品 Webデザインシミュレーター『i-DESIGNER』
-
3
【生成AI×EC】EC運営でのAI活用方法
-
4
【AIタッガー】SEO×AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
5
クロスセルを促進して顧客単価を向上!レコメンドサービス
ニュースランキング
-
1
食品スーパーのロピアが独禁法違反の疑い、納入業者400社に約4億3300万円を返金
-
2
オンラインスクール事業のアドネスに特商法による行政処分…関東経産局
-
3
オンラインカジノへの参加は違法…東京都が注意喚起
-
4
【12月27日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
5
HACCP導入は8割台、小規模事業者への“テコ入れ”が課題に…厚労省の部会
