2015.08.28 調査・統計
スマホ対応のEC事業者、約8割が課題あり…エルテックス調査
ECシステム支援の(株)エルテックスが27日発表した通信販売事業関与者の実態調査によると、ECを運営する通販事業者の56.2%がスマートフォンに対応しているが、このうち約8割が何らかの課題を抱えていることがわかった。
課題の内容は「ユーザビリティー」「スマホのシステム・プログラム」「人的対応」の3つがあり、約半数が「ユーザビリティー」に関するものだった。「わかりやすいレイアウトでない」「ただスマートフォン対応にしただけ」などの課題があった。2番目は、スマホのシステム・プログラムに関する課題で、人的な対応と絡む部分も多かった。
通信販売事業の課題(複数回答)は1位が前年度比0.6%増で「売り上げの拡大」(84.3%)、2位が同2%減で「新規の顧客の獲得」(75.3%)、3位が同3.3%減で「顧客サービス向上」(64%)となった。
通信販売事業全般の悩み事・困り事(複数回答)は、1位が同2%増で「新規客の集客」(55.7%)、2位が同2.3%増で「通信販売事業の戦略や展開」、3位が同0.4%増で「既存顧客の満足度向上」(40.7%)となった。
同調査は年商3000万円から100億円までの通販事業者のうち、マーケティング・広告・宣伝、業務(受注・決済・配送など)、情報システムの3つ職種の担当者が対象。回収サンプルは300件(職種ごとに100件)。調査期間は6月20~22日。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
Amazonビッグセールで 売上を8倍までのばした 広告運用術
-
2
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
3
景品表示法とクーポン規制ガイド ークーポン施策の法令実務ポイントー
-
4
【WEB広告担当様必見】CVRを上げるLP制作の秘訣とは?簡易チェックシート付
-
5
Amazon!売れる商品ページ構成
ニュースランキング
-
1
決済ソリューション「WorldFirst」、海外展開を狙うEC事業者が選ぶ理由とは?
-
2
LINEヤフー2Q、コマース事業売上収益5.3%増…アスクルの事案「非常に重く受け止め」
-
3
【11月5日14時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
4
ZOZO2Q、売上高6.5%増の1052億円…LINEヤフーコマースの取扱高が大幅増
-
5
LINEヤフー、社内エンジニア7000人のAI活用スキル向上へ
