2026.04.06 行政情報
災害時の食料備蓄、企業の85%で実施 「おいしさ」重視する傾向も…消費者庁の報告書
消費者庁が4月6日公表した「企業の災害時用備蓄食料」に関する調査報告書によると、長期保存できる食料を備蓄している企業は全体の約85%に上った。備蓄食料については、賞味期限の長さや価格だけでなく、「おいしさ」を重視する企業が増えていると推察された。
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「栄養価の高さ」も重視
調査は、経団連や日本商工会議所を通じて実施。有効回答は91社(大企業が68.1%、中堅企業が8.8%、その他が23.1%)を数えた。
災害時に備えて、長期保存できる食料を備蓄していると回答した企業は85.7%を占めた。支社や支所を持つ企業では、95.9%が支社・支所でも食料を備蓄していた。
食料を調達する際に重視すること(複数回答)を聞いたところ、「賞味期限の長さ」(97.4%)、「価格(安価であること)」(73.1%)、「保管の容易さ(省スペース)」(67.9%)がトップ3。これに「おいしさ」(64.1%)、「栄養価の高さ」(34.6%)が続いた。調達時には管理面だけでなく、喫食シーンを意識する傾向にあることがうかがえた。
「副食」の備蓄は4割
備蓄食料の種類・量を把握している企業(77社)に質問した結果、すべての企業で「主食」を備蓄していた。一方、「副食」は40.3%にとどまった。
備蓄量については、事業所の従業員の「80~100%」を対象としている企業が70.1%に上り、最も多かった。そのほか、「40~60%」が10.4%、「60~80%」が7.8%など。1人あたりの備蓄量は、「7~9食」が最多となった。
1回の入れ替えの対象量は、「保管している備蓄食料の一部」が70.5%、「全量」が25.6%を占めた。
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