2025.04.30 通販支援
アカマイ、AI専用のセキュリティソリューション「Firewall for AI」を発表
アカマイ・テクノロジーズは4月29日、AI専用のセキュリティソリューション「Firewall for AI」を発表した。同ソリューションは、大規模言語モデル(LLM)やエージェント型AIアプリケーションを対象とした多層防御機能を提供し、不正クエリや敵対的入力、データスクレイピングなどの脅威から企業のAIアセットを保護する。
従来のWebセキュリティでは対応できない新たな脅威への対策
AI技術の急速な普及に伴い、企業はLLMやエージェント型AIを次々と導入しているが、これらのイノベーションは同時に新たなセキュリティリスクをもたらしている。プロンプトインジェクションやモデル抽出、API誤用、大規模データスクレイピングといった脅威は、従来のWebアプリケーションファイアウォール(WAF)では十分に対応できないという課題があった。 アカマイのApplication Security部門のシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるRupesh Chokshi氏は「従来のセキュリティソリューションでは、AI特有の脅威を阻止できない。企業がAI時代を迎え生産性を向上させるためには、AIセキュリティが重要な要素となる」と述べている。 Firewall for AIは、AIを利用したアプリケーションやLLM、AIに用いられるAPIを新たなサイバー脅威から保護するように設計されており、インバウンドのAIクエリーとアウトバウンドのAIレスポンスの両方のセキュリティを確保することで、生成AIテクノロジーが生み出すセキュリティギャップを埋めることを目指している。
多層防御とリアルタイム検知で企業のAIアセットを守る
Firewall for AIの主な機能としては、モデル操作やデータ窃取を防ぐための多層保護、プロンプトインジェクションやモデルの搾取などの進化するAI攻撃に動的に対応するリアルタイムの脅威検知、AIが生成したアウトプットの安全性確保とコンプライアンス支援などが挙げられる。 また、Akamai Edge、REST API、リバースプロキシを介して展開できる柔軟なデプロイメントオプションを備え、既存のセキュリティフレームワークへのシームレスな統合を可能にしている。さらに、AIアウトプットをフィルタリングして有害なコンテンツ、ハルシネーション、不正なデータ漏えいを防止するプロアクティブなリスク緩和機能も実装されている。
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