2024.03.29 通販支援
「テレビ×ウェブ×DOOH」のトリプルメディアによる広告効果を可視化
ビデオリサーチ、LIVE BOARD、NTTドコモ、電通、博報堂DYメディアパートナーズの5社は3月28日、「テレビ×ウェブ×デジタルOOH広告(DOOH)」のトリプルメディアでの広告効果を可視化する体制の構築を目指して実証実験に取り組んでいると発表し、昨年9月から今年1月にかけて実施した実証実験の結果を紹介した。
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Middleレベルの組み合わせが最多
1つ目の実証実験では、LIVE BOARDが持つ位置情報とビデオリサーチの生活者大規模調査「ACR/ex調査」のプロフィールを付与したテレビ接触ログを連携し、LIVE BOARDの媒体20面付近を移動していた“人”を「DOOH接触者」と定義して特徴を検証した。
「DOOH接触量が多い人(昨年6月に複数面のDOOH広告と、2キャンペーン以上に接触している人)」の「テレビ」と「ウェブ」の接触状況で、最も多かったのは「テレビ接触(Middle)」と「ウェブ接触(Middle)」のようなMiddleレベルの組み合わせだった。
2番目、3番目に多かった接触状況についても、Highは含まれておらず、DOOHがテレビやウェブで比較的到達が難しい生活者へのリーチ手段として効果が出る可能性がうかがえた。
さらに、DOOH接触量が多い人は、「女性20~34才」「給料事務・研究職」が最も多く、趣味は「SNSの利用」「買い物」「モバイルゲーム」が上位を占めた。このように、位置情報にプロフィール情報を連携すると、より多角的なターゲティングが可能になる。プロフィール情報についてもメディアや情報に対する意識など複数の要素を加味すると、より精度が高いターゲティングに役立つという。
DOOHを含むトリプルメディアの効果が顕著に
2つ目の実証実験では、DOOHを含むトリプルメディア広告効果を検証。「食品・飲料」と「トイレタリー・ボディケア」の2つの広告キャンペーンの実例を使って、「期間中にDOOH出稿エリア付近に来街した人」をスクリーニング調査で判定したアスキング調査と、メディア接触ログで判定したアスキング調査の2パターンで実施した。
「食品・飲料」の広告認知について、キャンペーン全体の認知は68%、DOOH認知者は17%。約3%はDOOHのみで広告キャンペーンを認知しており、トップファネルを補完する効果が確認できた。
次に、ミドルファネル効果を「2メディア認知者(テレビCM・ウェブ広告)」と「3メディア認知者(テレビCM・ウェブ広告・DOOH)」で比較すると、3メディア認知者の方が突出して高く、DOOHを含むトリプルメディアの効果が顕著となっていた。
位置情報で接触者判定を行った「トイレタリー・ボディケア」のアスキング調査結果でも、「DOOH接触者」を含む方が購入の意向が高く、DOOHの効果を裏付ける結果が得られた。
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