2023.11.07 ECモール
「楽天テクノロジー・エクセレンスアワード2023」を発表
楽天グループ(株)は6日、「楽天テクノロジー・エクセレンスアワード2023」の受賞者を決定したと発表した。18日には「Rakuten Technology Conference 2023」で表彰式を実施する。

「エクセレンス賞」を3組に授与
「楽天テクノロジー・エクセレンスアワード」は、国内外のテックリーダーやエンジニア、研究者が参加する「Rakuten Technology Conference 2023」で、先進的なテクノロジーによって社会にイノベーションをもたらした個人・組織を表彰するというもの。14回目の開催となる今年のテーマは、AI化を意味する造語「AI-nization(エーアイナイゼーション)」で、3つの「エクセレンス賞」を授与する。
LLM-jp、rinna、中島明日香氏に決定
「エクセレンス賞」の1組目は、日本で創設された大規模言語モデル(LLM)の研究開発団体であるLLM-jp。授賞の理由として、同団体の整備した計算基盤とLLM構築基盤に、大学・企業等から600人以上の研究者などが参加していること。また、同団体の貢献により、複数の日本語LLMモデルの構築が進んでいることを挙げた。2組目は、自由対話技術の研究・開発を実施しているAIスタートアップ企業のrinna(株)。同社は、7月に40億パラメータ規模の日英バイリンガルLLMを構築し、オープンソースソフトウェアとして公開。日本でのLLM活用の拡大に貢献している。また、言語処理分野トップクラスの国際会議「ACL 2023」や、音声処理分野トップクラスの国際会議「INTERSPEECH 2023」への論文発表を通じて、学術界の発展にも貢献していることを評価した。
3組目は中島明日香氏。中島氏は、過去10 年以上サイバーセキュリティの研究に取り組み、セキュリティ分野で世界トップレベルの産業系国際会議「BlackHat」にも採択された実績がある。同会議のプログラム委員にも就任し、合計約1000件の査読を通じて世界のセキュリティ研究の推進に尽力した。さらに、日本初の女性セキュリティ技術者団体・コミュニティ「CTF for GIRLS」を設立し、コミュニティの多様性向上に貢献。現在所属のElastic社でも、エンドポイントセキュリティの研究開発を通じてサイバー空間のセキュリティにも寄与していることが授賞理由となった。
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