2023.10.04 調査・統計
コンタクトセンターの5割強がAIを活用中、生成AIに9割が前向き
楽天コミュニケーションズ(株)が3日発表した「コンタクトセンターにおけるAI活用に関する意識調査」の結果から、コンタクトセンターの5割以上がAIを活用している様子が浮かび上がった。

AIチャットボットによる応対が最多
調査は6月12日・13日の2日間、全国のコンタクトセンターの責任者やスーパーバイザー220人を対象に実施。自社コンタクトセンターのAI活用状況を聞いたところ、「活用している」が52.7%、「活用に向けて準備中」が40.5%、「活用も準備もしていない」が5.5%だった。規模別に見ると、501席以上のコンタクトセンターでは「活用している」が64.9%に上った一方、100席以上では40.6%にとどまっている。
AIを活用中または今後活用を予定と回答した責任者・スーパーバイザーに、その用途を聞いたところ、「AIチャットボットによる応対の自動化・省力化」が最も多かった。これに「AI-IVR(自動音声応答システム)による応対の自動化・省力化」「顧客の感情分析による応対品質向上」が続いた。
「顧客に間違った回答をするリスク」などを懸念
OpenAI社から「ChatGPT」が公開され、生成AIが注目されるようになったことで、生成AIへの興味がどう変化したか。トップ3は「関心度がとても高まった」(22.7%)、「関心度が高まった」(42.3%)、「関心度がやや高まった」(20.5%)だった。コンタクトセンターで生成AIを活用したいかという質問では、「とても活用したい」(27.3%)、「活用したい」(47.7%)、「やや活用したい」(15.0%)となり、合計90.0%が活用に前向きだった。
AI活用の懸念点については、「顧客に間違った回答をするリスクの管理」「AIに対するトレーニングデータの収集・整理」「顧客情報に関するセキュリティの担保」の順に多かった。
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