2023.08.14 通販支援
日本郵便1Qは減収減益、郵便・ゆうメールの取扱量が減少
日本郵政(株)がこのほど発表した2024年3月期第1四半期(23年4月~6月)連結決算で、日本郵便(株)の営業収益(売上高)は前年同期比6.1%減の8014億円、営業利益は同64.1%減の96億円、四半期純利益は同68.4%減の93億円となった。

日本郵政、民営化後初の4~6月期で最終赤字
また、日本郵政が保有する有価証券のうち、取得時の価格を著しく下回った楽天グループ(株)の株式について、減損処理による有価証券評価損850億円を特別損失に計上。四半期純損失は85億円(前年同期は1185億7300万円の四半期純利益)となった。4月~6月期間での最終赤字は07年10月の郵政民営化後で初めて。日本郵政と日本郵便は21年3月、楽天との資本業務提携に合意。物流、モバイル、DXなど広い領域での連携強化を目的に、日本郵政が楽天の第三者割当投資を引き受け、1500億円を出資して8.32%の株式を保有している。日本郵便と楽天は2000年12月に、物流分野の提携に向けて基本合意書を締結しており、資本面でも提携関係を広げていた。
総取扱数量は前年同期比3.3%減
日本郵便の郵便・物流事業は、営業収益が郵便やゆうメールの取扱量の減少などで前年同期比1.3%減の4829億円、営業損益が同110億円減となる69億円を計上した。これまで国際物流事業に含まれていたJPロジスティクスグループ(株)とJPロジスティクス(株)の事業を、今期から郵便・物流事業に変更している。取扱数量の総計は前年同期比3.3%減の42億8600万通(個)。ゆうパック(ゆうパケットを含む)は、ゆうパケットの取扱量の増加により、同2.3%増の2億3800万個(ゆうパケットは同6.8%増)。ゆうメールは同9.9%減の7億900万通。郵便は同2.2%減の33億3900万通だった。
郵便局窓口事業は、営業収益が前年同期比0.7%減の2677億円、営業利益は同16.3%減の173億万円となった。不動産事業収益が増収になったものの、銀行・保険手数料の減少が続いたことによる。
国際物流事業の営業収益は前年同期比29.6%減の1035億円、営業損益(EBIT)は同79.0%減の8億円となった。営業収益は、ロジスティクス事業が前年同期並みの収益を確保したものの、フォワーディング事業の貨物運賃の下落などで減収となった。
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