2023.08.04 ECモール
ZHD、1Qは売上収益と調整後EBITDAが過去最高に…EC取扱高は0.7%減
Zホールディングス(株)が3日発表した2024年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上収益が前年同期比10.2%増の4305億2300万円、営業利益が同19.5%増の593億9700万円、純利益が同47.9%増の373億1600万円だった。売上収益、調整後EBITDAともに第1四半期として過去最高を更新した。

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PayPayの連結子会社化などが寄与
売上収益は昨年10月にPayPay(株)を連結子会社化したこと、調整後EBITDAについてはコマース事業を中心としたコスト最適化などが寄与した。コマース事業の売上収益は同0.6%増の2068億円と、アスクルグループやZOZOグループの増収、トラベル事業の好調な推移により、前年と同水準で着地。調整後EBITDAは同24.2%増の465億円を計上した。
コマース事業の収益性は、コストの最適化によって改善。同時に、新規ユーザー向け販促やアプリ利用の促進、優良配送ストア優先表示施策といったサービス強化が進んだ。
EC取扱高は0.7%減の9825億円
Eコマースの取扱高は同0.7%減の9825億円。そのうち国内物販系は同1.9%減の7177億円となり、前四半期の7.8%減から復調している。Yahoo!ショッピング、LINEギフト、ZOZOTOWN、LOHACOなどの国内ショッピング取扱高は3780億円。ヤフオク!、PayPayフリマなどの国内リユース取扱高は2483億円で、3.1%の成長率を見せた。一休.com、Yahoo!トラベル、Yahoo!ロコなどの国内サービス取扱高は1428億円、成長率8.8%と好調だった。
通期の売上収益は13.6%増の1兆9000億円と予想
メディア事業は、ディスプレイ広告の減収のほか、昨年12月にlivedoor事業を譲渡した影響が出たものの、LINE MUSIC(株)の連結子会社化などより、売上収益が同2.1%増の1588億円に拡大した。アカウント広告は、6月に「LINE公式アカウント」で料金プランが改訂され、また有償アカウント数の増加により、売上収益が同18.8%増。検索広告も堅調に推移し、売上収益が同5.2%増と拡大した。ディスプレイ広告は予約型の出稿減もあり、減収となった。
通期業績予想については、売上収益が同13.6%増の1兆9000億円、調整後EBITDAが同7.0~10.0%増の3560億円~3660億円を見込んでいる。
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