2023.06.06 調査・統計
今年の父の日トレンド、「夏バテ対策」「節約志向」「おそとで需要」
父の日に特化した情報メディアサイト「父の日.jp」が5日発表した、2023年の『父の日ギフトのトレンド』は、コロナ禍の落ち着きの一方、生活必需品などの上昇による物価高が大きく影響している背景から、「夏バテ対策」「節約志向」「おそとで需要」のワードを予測している。

最多は「食品・グルメ」で「うなぎ」「お肉」が牽引
3月下旬から4月中旬に10代~70代の男女1025人に聞いた結果や、「父の日.jp」内のアクセス動向・検索キーワード、アフィリエイト成果報酬などの動向を基にした。
「父の日に贈りたいものは」――。23年も最多は「食品・グルメ」で、22年の30.2%に対し、23年は33.5%。牽引しているのが「うなぎ」や「お肉」などだった。今年も暑い夏が予想され、「体力をつけて、お仕事がんばって」というメッセージが込められていると推測される。
夏にスタミナをつける食材の定番で、土用の丑の日に食べる食材で有名な「うなぎ」。今年はGoogle、Yahoo!などのアクセス流入や検索キーワードでも、「ビール・お酒」を差し置いて圧倒的な1位となっており、「父の日と言えば、うなぎ」を不動のものにしている。
また、同様のメッセージ性から、ワンランク上の特別感が演出できる「国産和牛」も人気。父の日ギフト出品事業者の商品開発が進んだことも人気の要因だが、「ステーキ」「しゃぶしゃぶ」「厚切り牛タン」など、お父さんに人気の食材が多く出揃い、市場を活性化させている。
23年の大きな特徴としては、「アイスコーヒー」商戦の激化が挙げられる。例年、人気のギフトではあるが、今年は各社ともに父の日ギフトとして投入し、商品や価格で競争が起きている。「父の日.jp」内「アイスコーヒー」の検索アクセス流入数やアフィリエイト成果報酬の実績値では、前年の2倍以上となっている。
そして外すことができないのが、夏の定番「ビール」。父の日ギフトに出揃うビールの銘柄は、大手メーカーだけでなく、最近ではクラフトビールも選択肢に入っている傾向も顕著だ。
予算は「2000円~3000円」が1位に
一方で、今年の父の日ギフトでは予算削減が鮮明になった「節約志向」も。毎年の予算で一番多いのが4000円~5000円で、22年も4000円~5000円という回答が22.6%と1位だったが、23年は16.3%と6.3pt減少し、3位まで後退。代わりに1位に躍り出たのが2000円~3000円で、全体の18.1%だった。また、父の日ギフトに「お金をかけない」という回答は、22年は5.2%だったのに対し、23年は17.6%と12.4ptの大幅増となっていた。
コロナ禍で人気だったのが「おうち消費」商品。「ビール・お酒」などの嗜好品、「健康グッズ」や「インテリア雑貨」「テレワーク関連用品」、マスクなどの「衛生用品」だったが、23年は「おそとで需要」に移りつつある。おうちで需要の代表格だった「ビールやお酒類」は27.2%と、前年より2.8pt減少。割合は多くないが、「食事」(2.5%→3.9%)、「旅行」(0.5%→1.3%)など、「おそと」に外出する父の日ギフトも増加に転じている。
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