2023.06.01 調査・統計
Vプリカ詐取の手口が50%以上、GW狙いの詐欺も増加…4月ネット詐欺
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)が5月31日発表した4月度の『インターネット詐欺リポート』によると、「官公庁関連」のフィッシンング詐欺サイトの割合が全体の半数を占めたほか、Vプリカ情報を詐取する詐欺サイトが増加。「えきねっと」「EC利用照会サービス」の詐欺サイトなど、大型連休などでの旅行需要増を狙った詐欺サイトも増えていた。

「えきねっと」「ETC利用照会サービス」の詐欺サイトも増加
Vプリカとはインターネット専用のVISAプリペイドカード。コンビニなどで購入でき、VISA加盟店ならクレジットカードのように利用することが可能だ。
4月は、そのVプリカコード詐取を狙った詐欺サイトの割合が50%以上を超えた。ここ数か月、「国税庁」を中心にVプリカ情報を詐取する詐欺サイトが増加していたが、1~2か月で同じデザイン・仕様で「関税局」「国税局」「年金機構」などの詐欺サイトが複製され、すべてVプリカコードを狙ったものとなっている。
また、「えきねっと」や「ETC利用照会サービス」の詐欺サイトが増加している。こちらは4月に入って増加傾向にあり、最大11連休のゴールデンウィークと、感染対策緩和で旅行需要の増加を狙った可能性がある。
同社の詐欺専用セキュリティソフト「詐欺ウォール」で調査・収集したフィッシング詐欺サイトブランドランキングは、「日本年金機構」(29.9%)、「厚生労働省」(15.7%)、「SoftBank」(9.7%)、「えきねっと」(6.0%)、「三井住友カード」(5.7%)、「国税庁(5.7%)、「Amazon」(4.1%)、「ETC利用照会サービス」(4.0%)など。
「日本年金機構」「厚生労働省」などの詐欺サイトが増加傾向に
前月に引き続き「官公庁関連」のフィッシング詐欺サイトの割会が約50%と全体の半数を占めており、「日本年金機構」や「厚生労働省」など、Vプリカを詐取する詐欺サイトが増加。「国税庁」は構成比で前月比15ポイント以上減少しているが、同じデザインとフォーマットで「日本年金機構」などの詐欺サイトが作られている。カテゴリ別では、携帯キャリアの構成比が減少し、クレジットカードの割合が増加している。
4月度の詐欺ウォールによる詐欺サイト検知数は604万8657件で、3月と比較すると、27万265件増加していた。
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