2023.05.30 通販支援
OpenAPI 接続で導入コストを9割削減、GMO-PGが決済サービスを刷新
決済・金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ(株)は30日、オンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」をアップデートし、決済手段の追加にかかるコストを従来の10分の1に抑えた新たな接続方式の提供を開始すると発表した。

上席専務執行役員イノベーション・パートナーズ本部長の小出達也氏(右)とシステム本部決済サービス統括部長の鈴木隆志氏(左)
上席専務執行役員イノベーション・パートナーズ本部長の小出達也氏(右)とシステム本部決済サービス統括部長の鈴木隆志氏(左)
新たな接続方式「OpenAPI」を開発
日本でオンラインビジネスを行う場合、消費者ニーズに対応するために、クレジットカード決済やコンビニ決済をはじめ、スマホ決済、後払い決済など様々な決済手段の導入が重要となっている。しかし、決済手段ごとに開発が必要で、時間と費用がかかるという問題があった。
そうした課題を解決するため、同社は「PGマルチペイメントサービス」の接続方法を刷新し、新たな接続方式となる「OpenAPI」を開発。各決済手段のAPIをグループごとに集約して提供するという構造と、世界標準のOpenAPI Specification(OAS)の接続仕様を採用した。
これにより、接続手段の追加にかかる日数・工数を従来の1割程度に抑えることに成功。その結果、コストを10分の1に削減できるとしている。
まずは12種類の決済手段に対応、90%をカバー
同社の上席専務執行役員イノベーション・パートナーズ本部長の小出達也氏は、国内オンライン市場について「海外と比べて日本は決済手段が多い。当社も30種類以上に対応している」と説明。その一方で、各決済手段の接続は個別に行うことになり、開発リソースや予算の不足で対応が遅れる傾向にあると指摘した。
新サービス「OpenAPIタイプ」によって、例えば、「クレカ決済」と「PayPay」を導入済みで、新たに「d払い」を追加するケースでは、必要日数が従来の20日から2日に短縮できるという。
「OpenAPIタイプ」が対応するのは12種類の決済手段で、全体の90%をカバーする。残りの決算手段への対応については、「時期は未定」(小出氏)としている。
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