2023.05.26 調査・統計
コロナ禍後に「お金に関して漠然と不安を感じる人」が8割超に
(株)矢野経済研究所が26日発表した「コロナ禍後の消費者の行動特性と意識の変容に関するアンケート調査」の結果から、「お金に関して漠然と」不安を感じている人が8割を超えることがわかった。

もっとも大きな不安は「物価上昇」
アンケート調査は全国の20~69歳の男女1000人を対象に実施。コロナ後の消費者の行動特性と意識の変容について聞いた。
消費や経済面に関する主要10項目について、それぞれどの程度「不安」なのかを聞いたところ、もっとも大きかったのは「物価が上昇する」で、とても不安(54.0%)、やや不安(33.1%)を合わせて87.1%に上った。
次いで、「老後資金・年金」がとても不安(49.9%)、やや不安(33.0%)の合計82.9%、「貯金が増えない」が42.4%、39.7%の合計82.1%、「収入が増えない・減る」が40.6%、39.9%の合計80.5%で続いた。
消費を抑制する見えない圧力に
調査結果の注目点として、「お金に関して漠然と」不安を感じている人の割合が多いことを挙げた。とても不安(40.0%)、やや不安(42.3%)を合わせて82.3%に上った。
生活を圧迫する物価上昇や、目に見える貯金や収入の不安などは因果関係が明確で、わかりやすいと指摘。一方、「お金に関して漠然と」はっきりしない不安を感じている人が80%を超えたことを受けて、心の根底に「不安」を持つ人が圧倒的に多く、消費抑制の見えない圧力になると推察している。
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