2023.05.12 調査・統計
コロナの不安度は過去最低に…「映画館」「スポーツ観戦」など外出が増加
(株)クロス・マーケティングが11日発表した『新型コロナウイルス生活影響度調査(余暇行動編)』の結果によると、感染に対する不安は過去の調査でも最低となり、余暇行動に関する直近1か月間の外出先は、「映画館」「銭湯・スパ・サウナ」「スポーツ観戦」が上昇していた。

「ストレス度」も先月から5p減の37%
コロナ禍による消費者の行動や意識に与える影響の把握を目的とした、同様の調査は42回目。今回は、5類感染症移行まで残り1週間となった4月28日~30日に、20歳~69歳の男女2500人に聞いた。
それによると、定点指標の「直近1週間の不安度」と「将来に対する不安度」は、先月から微減の過去最低値となった。「直近1週間のストレス度」は、先月から5p減の37%と、2020年の1回目の緊急事態宣言解除後と第2波が落ちついた時期の結果と並ぶ最低値だった。
併せて、直近1週間で行った感染症対策は、低下傾向が続いているものの、「マスクの着用」「アルコール消毒液の使用」は5割~6割の人が行っていた。
こうした現状で、直近1か月間の外出は「公園」「宿泊を伴う旅行(国内)」「映画館」「帰省を除く日帰り旅行」が10%を超え、「映画館」「銭湯・スパ・サウナ」「帰省」「スポーツ観戦」などへのお出かけは、ゆるい上昇傾向。GWも含む今後の予定は「宿泊を伴う旅行(国内)」が26%、「帰省を除く日帰り旅行」が18%と旅行の予定が高く、次いで「映画館」が17%となっていた。
余暇の楽しみ方は「1人の時間」「食事」「趣味」
余暇時間の過ごし方(欲求度/満足度)について、「1人・自分だけの時間」(41%)、「食事を楽しむ時間」(38%)、「趣味を楽しむ時間」(34%)などの満足度が高かった。20代では「運動をする」「人と会う」「非日常を感じる」「アウトドアをする」など、多くの場面での満足度が高く、余暇時間を満喫している様子がうかがえた。
また、余暇時間を自由に過ごすことへの阻害要因は、「金銭的な余裕がない」が39%と最も多く、次いで「平日の余暇時間が少ない」の18%で、いずれも上昇傾向。「家事・育児などで余暇時間がとれない」人は14%と一定数存在。一方、コロナが要因となる「人との接触を控えたい」(10%)、「外出に伴う感染が怖い」(9%)は大幅に低下していた。
コロナ禍により余暇時間の使い方の変化に関する自由回答では、「動画配信やゲームの時間が増えた」「人の少ない場所を探して出歩いた」。また、考え方の変化では「人と過ごす時間が大切だと実感」「お金より時間重視になった」などの声が挙がっていた。
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